既定のパスとREFPATHTYPEを確認する

このレッスンでは 外部参照コマンドの既定のパスと システム変数 REFPATHTYPE を紹介します。 まず新規に図面を作成します。 クィックアクセスツールバーの ［クィック新規作成］をクリックします。 テンプレートとして acadtliso.dwt を選択し ［開く］ボタンをクリックします。 まず外部参照パレットを表示させます。 キーボードから入る方は XR と入力して Enter で入ることができます。 リボンを使う方は［挿入］タブをクリックし ［参照］パネルの右にある 矢印ボタンをクリックします。 外部参照パレットを 表示させることができました。 アタッチに入ります。 パレット左上にある［DWG をアタッチ］ ボタンをクリックします。 ファイルナビゲーション ダイアログボックスが表示されますので 「project_files」フォルダー＞ 「03」フォルダー＞ 「DWG」フォルダー＞ 今回は「1F-TOP.dwg」を選択します。 ［開く］ボタンをクリックします。 ダイアログボックスが表示されます。 今回確認していただきたいのは 右上にある［パスの種類］です。 従来のバージョンでは ［絶対パス］が既定値でしたが 2018 からは ［相対パス］に変更されました。 今回は［キャンセル］で ダイアログボックスを閉じます。 既定のパスを変更する場合は システム変数 REFPATHTYPE を使用します。 今回はキーボードから 「REFPATHTYPE」と入力します。 入力を Enter で実行します。 ［REFPATHTYPE の新しい値を入力］ というプロンプトに対して 数値指定しますか。 パス無しの場合は０、相対パスは１、 絶対パスは２と入力します。 今回は２と入力してみます。 Enter で実行します。 では確認してみましょう。 外部参照パレット左上の ［DWG をアタッチ］ボタンを クリックします。 「1F-TOP」を選択し ［開く］ボタンをクリックします。 ［パスの種類］が［絶対パス］に なっていることを確認してください。 今回は［キャンセル］で ダイアログボックスを閉じます。 このようにシステム変数 REFPATHTYPE を使用することで 必要に応じて既定のパスを 変更することができます。 このレッスンでは 外部参照コマンドの既定のパスと システム変数…