作図補助設定ダイアログボックスの改善点を確認する

このレッスンでは［作図補助設定］ ダイアログボックスの改善点を紹介します。 ［作図補助設定］ダイアログボックスは スナップとグリット、 曲トラッキングやオブジェクトスナップなどの 設定を実行する際に表示されますが、 この［作図補助設定］ダイアログボックスの サイズを変更することが できるようになりました。 では確認してみましょう。 今回は新規の図面を作成します。 クイックアクセスツールバーの ［クイック新規作成］をクリックします。 テンプレートとして acadltiso.dwt を選択後、 ［開く］ボタンをクリックします。 ［作図補助設定］コマンドの入り方は いくつかありますが、 今回はステータスバーの ［作図グリッドを表示］上に カーソルを合わせて右クリックします。 ［グリッドの設定］の上に カーソルを合わせてクリックします。 では実際にサイズを変更してみましょう。 ダイアログボックスの縁に カーソルを合わせることにより、 このように横幅、 さらに縦幅、 四隅にカーソルを合わせることにより 縦横同時に変更することもできます。 この改善により AutoCAD をお使いの方は メリットを感じることができると思います。 従来の AutoCAD では 上部に配置されているタブの数が多いため、 すべてのタブを同時に表示させることが できませんでした。 AutoCAD 2018 からはサイズを 変更することができるようになったため、 すべてのタブを同時に表示させることが できるようになりました。 AutoCAD LT では現在のサイズで すべての設定が表示しきれているため、 メリットを感じることが できないかもしれませんが、 今後 AutoCAD 同様に設定項目が 増えた場合を想定すると、 メリットを感じることが できるようになるかもしれません。 このレッスンでは［作図補助設定］ ダイアログボックスの改善点を紹介しました。