コース: AutoCAD LT 2018の新機能

ファイルナビゲーションダイアログボックスの改善点を確認する

コース: AutoCAD LT 2018の新機能

ファイルナビゲーションダイアログボックスの改善点を確認する

このレッスンでは、ファイルナビゲーション ダイアログボックスの改善点をご紹介します。 ファイルナビゲーションダイアログボックスは [開く]コマンドや[名前を付けて保存] コマンドなどでお馴染ですが、 それ以外にも外部参照やブロック挿入など その他多くのコマンドで表示される ダイアログボックスです。 ここでは[開く]コマンドを使用して 確認します。 クイックアクセスツールバーの [開く]をクリックします。 ファイルナビゲーション ダイアログボックスが表示されました。 今回は探す場所に project_files フォルダを指定します。 このフォルダの中には 02 から 05 までのフォルダが 格納されています。 このダイアログボックスの上部にある 名前、または更新日時ボタンを クリックすることで ファイルまたはフォルダの表示順序を 切り替えることができます。 2018 からはこの指定した表示順序が 維持されるようになりました。 今回は 05 フォルダが最上部に来るように 表示順序を指定しておきます。 [開く]を実行しても構いませんが、 実行しなくてもこの状態は維持されますので 今回は[キャンセル]してしまいます。 再度[開く]を実行します。 すると、先ほど適用した名前の順、 すなわち 05 フォルダが 最上部にあることを確認することができます。 従来の AutoCAD では その都度ソートをかける必要がありましたが その手間を省略することが できるようになりました。 ファイルやフォルダの数が多ければ多いほど この指定した表示順序が維持されることは 効果的なこととなります。 このレッスンでは、 ファイルナビゲーションダイアログボックスの 改善点についてご紹介しました。

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