コース: AutoCAD LT 2017 基本講座

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テンプレートの作成

テンプレートの作成

このレッスンでは、テンプレートの 作成について説明します。 DWT テンプレートファイルの作成により 作図の度に同じ設定を繰り返す手間を 省くことができます。 では acadltiso.dwt を テンプレートとして 新しいファイルを作成します。 DWT テンプレートを作成する方法は いくつかありますが 何も作成されていない 新規図面に設定を行い DWT 形式で保存するのが 一般的なやり方です。 acadltiso.dwt は画像やスタイルなど 最低限の設定しかない まっさらなテンプレートファイルです。 これを基にした現在の図面は まっさらな状態ということです。 例えば、画層は 0 という画層しか設定されていません。 「注釈」タブのスタイル。 文字スタイル 寸法のスタイル マルチ引出線のスタイル これら全てについても 既定のスタイルしかありません。 ここに画層やスタイルを 準備していくわけです。 ただ、この方法は非常に手間がかかります。 最も簡単で手早い方法は 既存の図面の中から 最も標準的な 設定がなされている図面を使用して それを DWT テンプレートとすることです。 それでは MakeTemplete という ファイルを開いて テンプレートを作成してみましょう。 この図面には、画層や文字、 寸法、マルチ引出線のスタイルの他 レイアウトには ページ設定も既に設定されています。 図面内の図形要素を削除、整理します。 はじめに、モデル空間のオブジェクトを すべて削除してしまいます。 「ホーム」タブ 「修正」パネルの「削除」を選択します。 すべて削除しますので all オプションで完全に削除を行います。 画層がフリーズされていたり ロックされていたりすると オブジェクトは削除できないので 画層の状態も確認しておきます。 この図面では、特に フリーズやロックされた画層はありません。 次に表示を「レイアウト」に切り替えます。 ビューポートを削除します。 図枠は残りますが、 図枠は常に使うものなので残しておきます。 このあとは、もし足りない設定があれば 更に追加していきます。 今回は、この状態で DWT ファイル形式で保存します。 クイックアクセスツールバーから 「名前を付けて保存」を選択します。 ファイルの種類を 「AutoCAD LT 図面テンプレート」に…

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