スタートタブとテンプレートを使用する - AutoCADのチュートリアル

AutoCAD を起動すると 「スタート」タブが表示されます。 最初に行う操作ですので、 しっかりと確認しておきましょう。 「開く」をクリックすると、 「ファイルを選択」の ダイアログボックスが表示され ここから図面を選択することができます。 このプルダウンアイコンを クリックすると、 通常の図面以外に シートセットや サンプル図面を選択することも可能です。 「新規作成」は文字通り 新規にファイルを作成します。 「最近使用したファイル」を 選択すると、 直近で開いたファイルが一覧表示され、 ここから素早く図面を 選択することが可能です。 「学習」を選択すると、 ヒントやビデオなどを用いて AutoCAD の様々な機能を 確認することができます。 これ以外に「オンラインヘルプ」や 「カスタマーサポート」など ここからアクセスすることも可能です。 ここでは、テンプレートについても 紹介します。 図面を作成するには、 用紙サイズや図面尺度、 文字や寸法など必要な設定項目が いくつもあります。 その設定をその都度行うのは、 手間がかかります。 そこでこの設定を済ませたファイルを 作成しておき、 このファイルを使用して 図面を作成することにより 設定を行う手間を省くことができます。 この設定をすませたファイルを テンプレートと言います。 テンプレートを使用するには、 このプルダウンアイコンをクリックし 「テンプレートを参照」を選択します。 「テンプレートを選択」 ダイアログボックスが表示され、 ここからテンプレートを 選択することができます。 ここに表示されているテンプレートは 既定で作成されているものですが、 ユーザーが作成することも可能です。 では、テンプレートを選択してみます。 今回は、この acadiso を使用します。 では、テンプレートを選択してみます。 今回はこの acadiso を使用します。 このテンプレートはミリメートル単位が 適用された最もシンプルな テンプレートです。 では、選択し 「開く」ボタンをクリックします。 ファイルを作成することができました。 タブを確認すると、 Drawing と表示されています。 このファイルは選択したテンプレートを基に 作成された別ファイルということです。 つまり、テンプレートは 変更されずにすみます。 今回は、一旦ファイルを閉じます。 タブの「閉じる」アイコンか 作図領域、右上にある 「閉じる」アイコンをクリックします。 もし、「変更を保存しますか」と 表示された方は 「いいえ」をクリックしてください。 次にこの「新規作成」の上に カーソルをあわせます。 このようにテンプレート名が 表示されます。 これは最後に選択したテンプレートの 名前が表示されるようになっています。 クリックすると、 同じテンプレートを使用して 素早くファイルを作成することができます。 このように、「スタート」タブには、 ファイルを管理する機能が 多く配置されています。 しっかりと確認しておきましょう。