コース: AutoCAD 2024 基本講座:基本操作

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

色と線幅を関連付ける

色と線幅を関連付ける

図面を作成するにあたり、 一般的に細線、太線、極太線の 3種類を使用します。 ただし、CAD で作成された図形は、 線幅の情報がありません。 いわば 0 mm です。 AutoCAD には、 線幅を設定する方法が いくつかありますが、 ここでは色を利用する方法を紹介します。 今回は「Chapter_07」フォルダの 「01-Color」を使用します。 図面内に作成する図形には、 さまざまな意味があります。 例えば、形状の輪郭を表す線は「外径線」、 隠れて見えなくなっている線は「隠れ線」 対象物の中心を表す 「中心線」などがあります。 建築でも、通り芯、 仕上げ線など、 目的に応じて書き分けます。 そして、外径線は太い実線、 隠れ線は細いまたは太い破線 といったように、 線には幅が決められています。 この幅を書き分けるために、 画面上に配置されている図形のように、 目的ごとに異なる色で、図形を作成します。 そして印刷をする時に、 赤は何ミリ、 黄色は何ミリで印刷する といったように、 色と線幅を関連付けます。 この方法をペンマッピングといい、 AutoCAD だけでなく、 さまざまな CAD で採用されています。 では、印刷コマンドを実行して、 確認してみます。 今回は、クイックアクセスツールバーの 「印刷」のアイコンをクリックします。 すると、「印刷」ダイアログボックスが 表示されます。 ここでは、 この印刷スタイルテーブルを確認します。 もしこの領域が表示されていない場合は、 このオプションボタンにより、 表示と非表示を 切り替えることができます。 では、印刷スタイルテーブルの プルダウンリストをクリックします。 このように、 .ctb ファイルの一覧が表示されます。 このファイルで、 色と線幅などの情報を定義しています。 では acad.ctb を選択します。 もし、このように プロンプトが 表示された方は、 「いいえ」を選択します。 では、内容を確認するために、 「編集」ボタンをクリックします。 新たにダイアログボックスが 表示されます。 左側の領域で、色を選択して、 右側の領域で 、 線幅などを設定していきます。 例えば「色1」を選択、 そして下から4番目の 「線の太さ」のプルダウンリストを クリックします。 このように、ここで…

目次