コース: AutoCAD 2024 基本講座:基本操作

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グリップで長さを変更する

グリップで長さを変更する

通常、なんらかの作業を行う場合、 コマンドを使用しますが、 AutoCAD には、 コマンドを使用せずに、 図形を編集する機能が備わっています。 この機能により、 素早く図形を編集することができます。 今回は「Chapter_06」フォルダの 「03-Grip」を使用します。 グリップとは、 コマンドを実行していない状態で、 図形を選択することにより表示される 編集ポイントです。 このグリップを使用することで、 さまざまな編集を実行することができます。 ここでは、長さの変更方法を紹介します。 まずこの線分を、 このように変更してみます。 ここでは「極トラッキング」を オンにしておきます。 ではここに「コマンドを入力」 と 表示されていることを確認し、 図形を選択します。 するとこのように、 四角いマーカーが表示されます。 これがグリップです。 線分を選択した場合は、 端点と中点に表示されます。 グリップを使用するには、 変更するグリップをクリックし、 アクティブにします。 アクティブ、 すなわち編集が可能となったグリップは、 赤で表示されます。 カーソルを移動すると、 このように、プレビューイメージが 表示されます。 では、今回は、 180 度方向の任意の位置で クリックします。 変更することができました。 では、こちら側も変更します。 変更するグリップをクリックし、 変更位置でクリックします。 変更後、図形が選択された状態を 解除するために、 Escape キーを使用します。 もし、Enter を押すと、 最後に使用したコマンドを、 繰り返して使用することになるので、 注意しましょう。 次は、この傾きを持つ 線分の長さを変更します。 ここでは、延長オブジェクトスナップを 併用します。 では、オブジェクトスナップの設定で 「延長」にチェックが付いているかを 確認します。 では、図形を選択します。 左側のグリップをクリックして、 アクティブにします。 そして、延長方向にカーソルを移動すると、 このように位置合わせパスが表示されます。 そして、カーソルの横には、 「延長」と表示されます。 もし表示されていない場合は、 このように、 マーカーが表示されていない 可能性があります。 その場合は、一旦端点に カーソルを合わせてずらします。 マーカーが表示されたことを確認し、…

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