よく使われるオーディオファイルの形式 - Auditionのチュートリアル

このレッスンでは、よく使われる オーディオファイルの形式について 解説します。 Audition では、 色々な種類のオーディオファイルを 扱うことができます。 読み込みもそうですし、 書き出す、出力も同じです。 それらは大きく分けると ３つの種類に分けることができます。 これらの認識、非常に大事なので これを覚えておきましょう。 まず代表的なのが、 非圧縮フォーマットというものです。 これは音声の信号を 全く圧縮、 ファイル容量を縮める ということをせずに、 その規格が持ってるクオリティを 100%キープできるものを指します。 編集作業には、 原則として、これを使います。 これは全く圧縮していないので、 質はいいんですが ファイル容量がある程度 大きくなっていきます。 だた、もう最近はかなり ハードディスク、SSD の容量も 大きいですし、 通信の速度なんかも 速くなってるので、 以前ほどあまり問題になる 容量ではなくなっています。 例えば映像のファイルなんかに比べると、 かなり小さいので 非圧縮フォーマットのまま ネットで送るとかも 簡単にできるようになっています。 非圧縮フォーマット、 代表的な非圧縮フォーマットとしては、 まず WAV ファイルですね。 WAV と書いて「ワブ」と呼びます。 これが一番使われてます。 また主に Mac で使われることのある AIFF というものもあって、 こちらも WAV と同様非圧縮で ほとんどの場合使われます。 あとこれらの オーディオ単体のファイル以外に ビデオのカメラで撮影した ビデオファイルの中のオーディオも PCM というもので、 非圧縮で録音できる というモードで録られたものは、 ビデオの中にあるオーディオでも 非圧縮のオーディオとなります。 では次ですね。 「ロスレス（可逆圧縮）フォーマット」 というものがあります。 これはデータは圧縮されて、 非圧縮よりもファイル容量 小さくなります。 ただ圧縮はされるんですが、 元のデータの中身 壊してはいない。 壊さない範囲でファイル容量を 小さくしてあります。 ちょうど皆さん例えば メールに添付するファイルなんかを ZIP 形式で圧縮するなんていうことが あると思うんですが、 あれと同じイメージで ちゃんと元通りに直すことが できるように圧縮したもの。…