コース: Androidアプリ開発基本講座:Kotlinでユーザーインターフェイスを構築する

Final Android Resizerを使う

アプリケーションに ビットマップイメージファイル、 特に JPG ファイルや PNGファイルを含める場合は、 画面のピクセル密度ごとに 複数のバージョンの ファイルを作成することを おすすめします。 Android Studio で アイコンを作成すると、 複数バージョンが作成されます。 ic_monster.png ファイルは、 例えば 先の動画で作成した ic_monster.png は、 複数のバージョンがあります。 新しい Android Studio では、 リソースマネージャーでも 確認できます。 ic_monster には、 5つのバージョンがあり、 ダブルクリックすると、 プレビューに異なる画像が表示されます。 これは、Android Studio が アイコンに行った処理結果ですが、 Android Studio は、 より大きな、よりカラフルな ファイルのためには、 同じことをしてくれはしません。 このような画像の複数のバージョンを 作成するには、 Final Android Resizer と呼ばれる、 オープンソースの ソフトウェアプロジェクトを使用します。 Jar ファイルに、 パッケージ化された Java ベースのアプリケーションで、 この Android プロジェクトには、 そのコピーを含めました。 course_assets ディレクトリに あります。 Final Android Resizer.jar ですね、 Final Android Resizer.jar は、 GitHub にあります。 https:github.com /asystat /Final-Android-Resizer です。 ここからダウンロードすることができます。 「Code」>「Download Zip」で ZIP ファイルをダウンロードできます。 ダウンロードしたファイルを解凍して、 execurable.jar ディレクトリにある Final Android Resizer.jar を course_assets ディレクトリに コピーしました。 Final Android Resizer.jar を 右クリックして、 Run 'Final Android Resizer' を選択します。 次に、Explorer で、 PNG ファイルまたは JPG ファイルがあるディレクトリが 表示されていることを、確認します。 私はこの monster02.png ファイルを 使います。 実際には複数のファイルを 同時に変換できますが、 説明のために、 ひとつのファイルだけに絞ります。 Resizer アプリケーションに戻り ファイルを作成する ディレクトリをブラウズして選択します。 例えば、C:\user\Ez11\Documents \LinkedIn\Android などを 選択します。 次に、Input density 入力密度を選択します。 これは、ソース密度を示す方法です。 この画像はかなり高密度なので、 xxhtdpi を選びます。 次に、出力ディレクトリを選択します。 ランチャーアイコンとして ファイルを操作する場合は、 ミップマップを選択しますが、 ほとんどの場合は、 drawable を選択します。 これで、変換する準備ができました。 あとは、単にファイルを ドラッグ&ドロップして、 変換を行います。 monster02 です。 次に、 ブラウズで指定した ディレクトリに行きます。 ここに、res-drawable という ディレクトリができていることが わかります。 その下に、すべてのピクセル密度の ディレクトリがあります。 それぞれのディレクトリの中に、 monster0 に PNG ファイルがあります。 それぞれ、解像度と、 サイズが異なります。 これらのすべてのディレクトリを クリップボードにコピーします。 Android Studio に戻って、 project スコープで 「src」>「main」> 「res」ディレクトリを選択し、 この場所にこれらのディレクトリを 貼り付け、ペーストします。 ディレクトリがすでに存在していても 構いません。 これで、新しいファイルが追加されました。 アプリケーションに、 これらの6つのファイルが 追加されたわけです。 仮想デバイスで、 アプリケーションを実行してみましょう。 アプリケーションに 視覚的な変化はありません。 アプリケーションをパッケージ化すると、 新しいアプリケーションの バンドル技術を使用して、 最近のバージョンの Android Studio では、 これらの異なるバージョンの PNG を すべてバンドルして、 Google Play ストアに アップできます。 ユーザーがアプリケーションを インストールする時には、 APK が取得されます。 それは、アプリケーションの展開用に 設計された ZIP ファイルです。 その際には、特定のデバイスと 特定の画面に必要なグラフィックスのみが 含まれます。 Final Android Resizer オープンソースアプリケーションを 使用すると、 さまざまな画面と異なる ピクセル密度をサポートするために、 必要なすべてのバージョンの ビットマップ画像を 作成することができます。

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