コース: アジャイルプロジェクトマネジメントの基礎

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プロジェクトを終結する

プロジェクトを終結する

プロジェクトの終結フェーズは プロジェクト全体で学んだ教訓を理解し、 文書化することから始めます。 アジャイルの用語ではこれを 振り返りと呼びます。 終結の振り返りでは プロクト全体を見るので 他の関係者を招待することもできます。 プロジェクトの振り返りが完了したら プロジェクトの最後の 終結処理を開始します。 次のいずれかの条件を満たした場合に この処理に進みます。 要望された機能をすべて実装する場合、 当初合意したスケジュールの 期限を過ぎた場合、 または当初の予算を使い切った場合です。 期限や予算を超過した場合は プロジェクトを終結するときに 追加で検討すべきことが いくつかあります。 未処理リストを確認し、業務部門とともに 残りの機能の重要性を判断します。 また業務部門が実装したいと考えている 新しい機能があるかどうかも確認します。 未処理機能の重要性が高く 検討すべき新機能がある場合 予算を確保できれば新規プロジェクトが 認められる可能性があります。 未処理機能の優先順位が低い場合、おそらく 新しいプロジェクトは開始されません。 この場合は必要に応じて プロジェクトとしてではなく 未処理機能を徐々に実装できる人に 任せる必要があります。 業務部門がしばらく考えたい という場合もあります。 現時点で重要な未処理の機能が 少ない場合、数ヶ月たってから 他に必要な新機能があるか 新規プロジェクトを認めるかを 業務部門が判断することもあります。 いずれの場合も未処理リストは 業務部門に返し、 なんらかの決定をするまで業務部門で 管理できるようにすることが大切です。 適応フェーズと終結フェーズのビデオでは プロジェクトを終結するために 管理面で必要なことを説明しました。 ここではプロジェクト終結の 人間的側面について説明します。 チームイベントは重要です。 プロジェクトが期待したほど 成功しなかった場合でも同様です。 プロジェクト終結のチームイベントでは 中核的チームメンバーに プロジェクトの終了を知らせ 終結します。 プロジェクトを開始した理由を全員が思い出し 達成したことを評価する絶好の機会です。 アジャイルを初めて取り入れた場合は チーム内でうまくいったことや 今後のプロジェクトで解決する 必要がある問題点について 話し合うことが大切です。…

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