コース: アジャイルプロジェクトマネジメントの基礎

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スプリントで学んだ教訓を確認する

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アジャイルプロジェクト管理の 優れた点の1つは フィードバックを頻繁に受け、問題点に 基づいて変更する機会があることです。 ポイントは適切な質問をし、 プロジェクト管理ツールを使用して 批判的な観点からプロジェクトを 確認することです。 適応と終結のフェーズでは やるべきことについて話し合います。 ここでは有意義なフィードバックを得るための 技法を紹介します。 1つ目は適応フェーズになるまで フィードバックを待たないことです。 メンバーが感じた問題点を いつでもメモできる場所を チームルーム内に設けます。 前後関係がわかるように 詳細に書き留めてください。 問題の解決方法はわからなくても 構いません。 フィードバックを書き留めるだけです。 簡単な例を紹介します。 中規模の機能の完了に 予定より時間がかかっている。 毎日のミーティングに 15 分以上かかっている。 常に新しい機能が必要になるので 終わりが見えない。 こうすることでスプリントの最後に 振り返りをする際に 議論の材料となる 情報がたくさん集まります。 通常はスプリント中に作成したリストを基に 振り返りに参加したメンバーから 他の問題点を引き出すことができます。 問題点をすべて確認したら プロジェクトへの影響に基づいて フィードバックの優先順位を決め それぞれの対処方法を判断します。 優先順位が高いものに 重点を置きます。 優先順位をつけるための 簡単な技法を紹介します。 30 個の項目に優先順位を つけるとします。 振り返りの参加者に 10 票ずつ割り当て プロジェクトにとって最も重要だと思う 項目に投票してもらいます。 複数の項目に票を入れることも 1つの項目に 10 票すべてを 入れることもできます。 優先順位が高いものは 得票数が多かった項目です。 対処が必要な項目に 優先順位をつけたら 問題の根本原因を突き止め、 対処方法を明らかにする必要があります。 解決策があまりにも明らかな場合もあります。 また問題への最善の対処方法を 判断しにくい場合もあります。 マネージャーにはファシリテーションスキルが 必要です。 全員に発言を促し、チームから 良いアイデアを引き出します。 次々とアイデアがでてきて 想像性を促す状態が理想的です。 常識はずれのアイデアが 優れた解決策につながることもあります。…

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