コース: アジャイルプロジェクトマネジメントの基礎

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計画を管理・調整する

計画を管理・調整する

アジャイル手法にうとい人の多くは アジャイルプロジェクトには制御の仕組みが ないと誤解しています。 しかし実際にはプロジェクトを管理、 監視するための特有の技法が存在します。 スコープは未処理リストで管理します。 機能が完了したらこのリストから除外し 新しい機能が特定されたら リストに追加する方法です。 業務部門と技術部門が協力し、 継続的に優先順位を見直し、 次のスプリントで実装する機能を 判断します。 未処理リストへのこのような変更は 一般的に行われますが 現行スプリントのスコープは 常に固定することを忘れないでください。 機能リストは合意したら その後は変更してはなりません。 スプリントで完了している 平均的な機能の数を ベロシティといいます。 これは以前のスプリントを 調べることで算出できます。 チームの資源とスプリントの期間は 同じと想定します。 標準のベロシティを知ることで 現行スプリントが そのベロシティに達しているかどうかを 判断できます。 達していない場合はベロシティが 低下している原因を調べる必要があります。 今後のスプリントでベロシティを 下方修正する必要がある場合は 計画を変更し、特定のスプリントで 完了する機能数を減らす必要があります。 ベロシティの利点は生産速度の把握によって 制御を可能にすることです。 状況に応じてリリース計画や 資源を調整できます。 バーンダウンチャートは アジャイルプロジェクトで これから完了する作業を示す コミュニケーションツールです。 バックログチャートは 機能数と完了までの予想期間を表すものです。 X 軸はプロジェクトのタイムラインです。 Y 軸はプロジェクト、または スプリントで未完了の作業です。 残りの作業の見積もり時間を この軸で表します。 プロジェクト開始日がチャートの左端です。 プロジェクト終了日は チャートの右端です。 プロジェクト、または最終スプリントの 終了予定日と重なります。 開始点では残りの作業は 全作業ということになります。 時間の経過とともにここでは 赤で示さす完了した作業と 黄色で示すスプリント計画とを 照合できます。 進み具合を予定と比べて 見ることができます。 これに応じて各スプリントで 完了する機能を調整する。 時間やコストを増やす。 生産能力に合わせて機能の計画を見直す…

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