コース: 会計の基礎

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貸借対照表と損益計算書を比較する

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貸借対照表と損益計算書を比較する

説明したように、主な財務諸表は、 貸借対照表、損益計算書、 キャッシュフロー計算書の3つです。 貸借対照表と損益計算書は、 500 年以上の歴史があります。 キャッシュフロー計算書については 後のレッスンで触れます。 ここでは、貸借対照表と 損益計算書を比較します。 500 年以上の歴史がある、 私たちの強い味方です。 貸借対照表は、資産と負債の一覧で、 作成時点の、会社が所有している金額と 返済すべき金額がわかります。 理論上、貸借対照表は、 いつでも作成できます。 ある時点での財務状況を示す報告書で、 スナップショットと 表現されることもあります。 その時点の、所有している金額と 返済すべき金額を写し取っているからです。 これに対して、損益計算書は、 いくら稼いだのかを示します。 すると、それを稼いだ期間のことが 気になりませんか。 損益計算書では期間の特定が必要です。 貸借対照表はある時点の、 損益計算書はある期間の 経営状況を示します。 米国の大企業は、四半期ごとに 損益計算書を提出する義務があります。 また、毎年度1年分の損益計算書を 提出しなければなりません。 米国の大企業は、四半期、 かつ年度ごとに損益を報告します。 確認しましょう。 目を閉じて、何も見ないでください。 ある一定の期間について作成される報告書は 貸借対照表と損益計算書のどちらですか。 正解は、損益計算書です。 ある特定の時点についての 報告書はどちらですか。 貸借対照表です。 特定の日付の時点で所有している金額と、 返済すべき金額を示しています。 損益計算書は、1か月、1四半期、 1年間などの一定期間に得られた 利益の報告書です。 これが貸借対照表と損益計算書の 大きな違いです。

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