スポットライトを使う - 3ds Maxのチュートリアル

スキャンラインレンダラーの 標準ライトにある スポットライトについて紹介します。 スポットライトを作成するには、 「作成」タブの「ライト」のアイコンを クリックして 「標準」ライトを選択しておきます。 「オブジェクトタイプ」の中に このように様々なライトが 表示されるので、 ここで「ターゲットスポット」 もしくは「フリースポット」を選択します。 ターゲットでもフリーでも スポットライトの設定は同じなので、 ここではターゲットスポットを使って 解説をしていきます。 「ターゲットスポット」をクリックして オンにして、 ビューポート上で ライトの位置をクリックします。 このままドラッグすると、 このようにターゲットが 表示されるので、 ライトの方向を決めたところで マウスのボタンを放します。 スポットライトの設定は、 「修正」タブで行います。 すると、このように、 選択しているスポットライトの パラメータが表示されます。 「一般パラメータ」の中には、 ライトをオン、オフする設定や シャドウをオン、オフする設定が あります。 例えば、シャドウをオンの状態で レンダリングをすると、 このように シャドウが表示されますが、 シャドウをオフにしてしまうと、 このように シャドウが無い状態で レンダリングすることができます。 このスポットライトの色や強さを 設定するのは、この 「強度／カラー／減衰」というところで 設定を行います。 ライトの強度はこの「乗数」というところの 値で設定を行っていきます。 例えば今、乗数 1.0 になっていますが、 この状態でレンダリングすると、 このような明るさで レンダリングされています。 乗数を半分の 0.5 にしてみましょう。 この状態でレンダリングをすると、 このように先程よりも 暗い状態でレンダリングを 行うことができます。 「乗数」の隣にあるカラーを選択すると、 このスポットライトに色を 付けることもできます。 「乗数」を一度 1.0に戻して このカラーをクリックします。 例えば少し赤みがかった色に 設定してみましょう。 OK します。 この状態でレンダリングを行うと、 このように 赤い光やシーンに照射されます。 また、スポットライト特有の パラメータも用意されています。 スポットライトというのは、 この光源から一定の角度を持って…