コース: 3ds Max 2024 基本講座:ライティング・マテリアル・アニメーション

今すぐコースを受講しましょう

今すぐ登録して、23,200件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。

鏡の質感を作成する

鏡の質感を作成する

フィジカルマテリアルを使って、 鏡の質感を作成する方法について 紹介します。 ここでは、このような器の オブジェクトを鏡のような質感に 変えてみましょう。 まず、オブジェクトを選択した 状態で、 マテリアルエディタを開きます。 マテリアルエディタを開いたら、 フィジカルマテリアルをひとつ、 このように追加します。 そして、オブジェクトが選択されているのを 確認して、フィジカルマテリアルの上で 右クリックします。 そして、「マテリアルを選択へ割り当て」 を選択して、 オブジェクトに対して マテリアルを設定しておきます。 ここから、鏡のような質感になるような 設定を行っていきましょう。 フィジカルマテリアルをクリックして、 右側にマテリアルのパラメーターを 表示します。 鏡のような質感を作成したい というときには、 基本パラメータの中にある メタルの値を調整します。 メタルの値を、 例えば 1.0 に設定します。 この状態でレンダリングすると、 このように、周りの状況が このオブジェクトに写り込んで、 鏡のような設定になります。 ただ、今、ベースカラーが グレーになっているので、 写り込んだ画像の白い部分が、 グレーになっています。 完全に鏡のような質感にしたい というときには、 このベースカラーのカラーを 完全な白に設定します。 この状態でレンダリングをすると、 このように、写り込んだ 周りの画像と、写り込んだ画像の 色の差が、なくなるので、 まったく鏡と同じような 質感を作成することができます。 このように、フィジカルマテリアルを 使用すると、簡単に鏡のような 質感も作成することができます。 鏡の質感を作成するときには、 フィジカルマテリアルの このメタルの値と、 ベースカラーの色を設定して、 調整を行っていくと良いでしょう。

目次