簡単なリグを作成する - 3ds Maxのチュートリアル

作成したボーンに対して コントロールリグを 追加する方法について紹介します。 このようにキャラクターの中に 作成したボーンは キャラクターに隠れてしまうため、 非常に操作をするのが難しくなります。 そのような時には このボーンをコントロールするための コントローラーを作って そのコントローラーを動かすことで、 中のボーンも操作できるようにします。 そのようにボーンを操作するような 仕組みのことを コントロールリグと呼んでいます。 それではやってみましょう。 まずこのボーン全体を 移動させるようなコントローラーを 作成します。 まずはこの状態だと ボーンを選択するのが 難しくなるので、 一度ワイヤーフレームに切り替えます。 この状態から今度は 「作成」タブの「スプライン」に移動して 「円」を選択します。 ４画面に切り替えて、 まずはトップビューでこのように 円のスプラインを作成しておきます。 この円のスプラインを動かすと、 ボーン全体が移動するような 仕組みを作ります。 この仕組みは非常に簡単に設定できます。 まずはもう一度フロントビューに戻して、 「選択してリンク」を選択します。 そして このボーンの一番上の階層のボーンを クリックし、 そのまま 円のスプラインの上で ドラッグ＆ドロップします。 すると、この 円のスプラインを 動かすことで、このように ボーン全体を動かすことが できるようになります。 次にこのキャラクターの中に しくまれているボーンを コントロールするための コントローラーを作成します。 この時もまた 円を使って このように 胴体の外側になるような大きさで 円のスプラインを作成します。 そして、 この この関節の部分にこのように 円を移動します。 ここからこのスプラインを 回転させることで、 このボーンも一緒に動くような 仕組みを作っていきます。 そのような時には 方向コンストレイント という機能を使用します。 まずはこのボーンに対して 方向コンストレイントを設定するのですが、 このままだと 座標の方向が 違ってしまっているので うまくコントロールすることが できません。 それなので、まず最初に このボーンのローカル座標の方向と このスプラインのローカル座標の方向を 合わせる必要があります。 まず 参照座標をローカルに切り替えます。…