フォトメトリックライトを使用する - 3ds Maxのチュートリアル

3ds Max に用意されている ライトのひとつである フォトメトリックライトについて 紹介します。 フォトメトリックライトは 実際にある照明器具を シミュレーションするような形で ライティングを行うことができます。 また、スキャンラインレンダラーでも アーノルドレンダラーでも 使用することができるライトなので 非常に便利です。 フォトメトリックライトを作成するには、 「作成」タブを「ライト」に切り替えて 「フォトメトリック」ライトを 選択します。 すると、このように 「ターゲットライト」 「フリーライト」 「サンポジショナ」の ３つのフォトメトリックライトが 表示されます。 ここでは、「ターゲットライト」を 使って、フォトメトリックライトの 基本的な使い方について 紹介しましょう。 「ターゲットライト」をクリックして オンにします。 すると、このように 濾出コントロールをどのように 行っていくのかという 設定が出てきます。 ここでは濾出コントロールを使用すると、 少し煩雑になってしまうので、 今回は濾出コントロールを使用せずに 設定を行っていきます。 それなので、ここでは、「いいえ」の ボタンをクリックします。 次にフォトメトリックライトを 作成したい位置を ビューポート上でクリックして そのままドラッグし ターゲットを伸ばして ライトの方向を決めます。 フォトメトリックライトも 他のライトと同様に 移動ツールなどを使って自由に このようにライトの方向を 決めていくことができます。 フォトメトリックライトを設定するには、 ライトを選択して「修正」タブに移ります。 まず、フォトメトリックライトの特徴として テンプレートが用意されています。 このテンプレートをクリックすると、 このように現実にあるライトの テンプレートがいくつか用意されています。 あまりライトの設定に慣れていないという 人はこの中にから自分が使いたいライトを 選択すると良いでしょう。 例えば、「100 W バルブ」というのを 選択すると、 このように 100 W の電球を 作成することができます。 この状態で一度 レンダリングしてみましょう。 すると、このような感じになります。 100 W の熱電球なので、 少し暖色系の色になっています。 ここからこのフォトメトリックライトを…