コース: 3ds Max 2024 基本講座:ライティング・マテリアル・アニメーション

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坂を転がるボールを作成する

坂を転がるボールを作成する

物理シミュレーションを使って、 アニメーションを作成する方法を 紹介します。 ここでは、球のオブジェクトが 坂道を転がっていくような アニメーションを作成してみましょう。 球が坂道を転がっていくような アニメーションは、 キーフレームアニメーションでも 作成することができますが、 球の回転数と球が落ちていく距離、 スピードなどをマッチさせながら、 アニメーションを作成していくのは 非常に手間がかかる作業になります。 そのようなときには、 物理シミュレーションを使って、 アニメーションを作成していくと、 簡単に動きを作成することができます。 それではやってみましょう。 まず、この球と地面のオブジェクトを 物理シミュレーション用に設定します。 この球は、物理シミュレーションで、 シミュレーションに応じて 動いていかなくてはいけないので、 「アニメーション」メニュー> 「MassFX」の「リジッドボディ」から 「選択をダイナミック リジッドボディとして設定」を選択し、 設定します。 次に、地面のほうのオブジェクトを選択し、 こちらのオブジェクトは、 この球の障害物に設定したいので、 オブジェクトを選択し、 「アニメーション」メニューの 「MassFX」から、 「リジッドボディ」を開き、 「選択を静止リジッドボディとして設定」 に設定します。 するとこのような状態になります。 今、この地面の衝突判定の形状が あまり好ましくないので、 設定を変えていきます。 まず、この地面のオブジェクトを 選択した状態で、 「修正」タブの 「MassFX Rigid Body」の中から、 「シェイプタイプ」をクリックして、 中から、オリジナルを選択します。 オリジナルに設定をすると、 このメッシュの構造を使って 衝突判定をすることが できるようになります。 これで今、球と地面の設定ができたので、 ここから、シミュレーションを 開始してみましょう。 シミュレーションを開始するには、 「アニメーション」メニューの 「MassFX」から、 「ユーティリティ」を開いて、 「MassFXツールを表示」を 選択します。 するとこのように、ツールが出てくるので、 このシミュレーションツールの タブをクリックし、 シミュレーションの中にある、 この「シミュレーションを開始」の ボタンをクリックします。…

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