関節を動かしてアニメーションさせる - 3ds Maxのチュートリアル

階層構造が設定されたモデルに対して アニメーションを作成する方法について 紹介します。 ここではこのように 階層構造が設定されている マジックハンドのモデルを使って このマジックハンドで ボールを掴むところまでの アニメーションを作成していきます。 今このマジックハンドのモデルは 土台が一番上の階層になっています。 そして順番にこの 爪の部分が一番下の階層になるように 設定されています。 まずアニメーションを作成していく時には セットキーをオンにします。 そしてまず ０フレーム目で初期ポーズを作成します。 初期ポーズはもう少しこのように 伸びた状態にしておきましょう。 ここで、このオブジェクト全体を 選択してキーを作成します。 このキーをつける時には、 このように すべてのオブジェクトを選択して このオブジェクトの ポーズ自体をキーとして 記録しておきます。 キーを作成する時に オブジェクト全体を選択するのが 面倒くさい場合には、 オブジェクトを全部選択した状態で 「選択セット作成」をクリックします。 そして選択セットの名前を入力して Enter キーを押します。 そうすると、 オブジェクトが選択されていない状態でも この選択セットの中から all を選択すれば、 自動的にすべてのオブジェクトを 選択することができるようになります。 次にタイムスライダーを 12 フレーム目のところに移動して、 少しこのように 沈んだようなポーズを作成します。 爪はこの段階でこのように 開いた状態にしておきましょう。 またすべてのオブジェクトを選択して キーを作成します。 するとこのようにマジックハンドが 動き出す前の予備動作を 作成することができます。 次に 24 フレーム目に移動して、 今度は このように 左側の方に アームを伸ばすようなポーズにしてみます。 またこの状態で すべてのオブジェクトを選択し、 キーを作成します。 次にタイムスライダーを 36 フレーム目に動かして、 この爪が ボールに届くようなポーズに 設定します。 この状態でまた オブジェクトを選択し、 キーを作成します。 そして 44 フレーム目に移動し、 ボールを完全に掴むような ポーズに設定します。 この状態でまたすべて選択し、 キーをつけていきます。 するとこのように 初期ポーズから少し予備動作で沈んで…