コース: 3ds Max 2021 基本講座:ライティング・マテリアル・アニメーション

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フィジカルカメラを使用する

フィジカルカメラを使用する

このレッスンでは、 フィジカルカメラを使って より高度なカメラワークについて 解説します。 まずは、シーンにフィジカルカメラを 作成していきます。 作成パネルのカメラに切り替えて 「フィジカル」カメラを選択します。 フィジカルカメラを設置する場所で マウスをクリックして、 そのままドラッグして、 ターゲットの方向を決めてあげます。 ターゲットの方向が決まったら、 そこで放します。 フィジカルカメラも ターゲットカメラと同じように、 移動ツールを使って、 カメラのオブジェクトやターゲットの位置を 変えることで、 構図を決めていくことができます。 また、同じように、 「カメラ」からフィジカルカメラを 選択することで、このように 撮影している映像を 確認することもできます。 フィジカルカメラが他のカメラと 違うところは、現実のカメラの機能に 非常に似ているということです。 例えば、フィジカルカメラを選択して 修正パネルに移ると、このように フィルムやセンサーの大きさであったり、 絞りであったり、 シャッタースピードであったり、 このように現実のカメラにあるような機能が そのままフィジカルカメラの パラメータとして用意されています。 特に難しいのは、 露出の設定の方法です。 フィジカルカメラは現実のカメラと 同じように、 絞り値やシャッタースピード、 フィルムの ISO 感度など 様々な要素によって露出が決まってきます。 これらのパラメータを細かく調整しながら、 全体の露出を設定していくのですが、 非常にパラメータの組み合わせが難しいので 露出を設定するときには、 「レンダリング」メニューの 「露出コントロール」を選択して、 このように「フィジカルカメラ露出制御」を 使用すると、便利です。 この露出制御では、 「レンダリングプレビュー」を 押すことで、 今、実際にどのような明るさで 撮影されているのかというのが このサムネイルで確認することができます。 例えば、今のこのカメラの設定で 少し暗いなとかいう場合には、 このフィジカルカメラの EV 補正を使って 例えば、今 0.5 EV ですが、 これを少し上げてあげて、 調整をしていきます。 EV 値を上げるごとに、 だんだんとプレビューが 明るくなっていくので、 この辺の明るさでいいなと思ったら、…

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