コース: 3ds Max 2021 基本講座:ライティング・マテリアル・アニメーション

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ガラスの質感を作成する

ガラスの質感を作成する

このレッスンでは、 フィジカルマテリアルを使用して、 ガラスの質感を作成する方法を解説します。 ここでは、このキューの オブジェクトに対して フィジカルマテリアルを設定し、 このキューをガラスのキューにしてみます。 それではやってみましょう。 まず、レンダリング設定を開いて、 レンダラーが Arnold になっているのを 確認します。 そして、マテリアルエディターを 開きます。 今このキューには、 このフィジカルマテリアルが 設定されています。 そして、こちらの平面のほうには チェッカーボードのマップが 貼られています。 一応この状態で、 レンダリングをしてみます。 するとこのように、今キューの状態は グレーのよく磨かれた プラスティックのような キューになっています。 ここから設定を変えて、 これをガラスにしていきましょう。 まず、フィジカルマテリアルを ダブルクリックして、 こちらのほうにパラメータを表示します。 そして、ガラスにする時に必要なのは、 この「透明度」とこの「IOR」、 この2つの設定です。 まず、透明度を 0.8 ぐらいにしましょう。 マテリアルエディターでは よくわからないので、 一度レンダリングをしてみます。 するとこのような形になります。 今は透明になっているのですが、 屈折率が高くなっているので、 少しわかりにくい状態になっています。 この、フィジカルマテリアルの この IOR という値は、 屈折率を表していて、 物質に特有の屈折率を ここに設定することができます。 ガラスであれば大体 1.5 なのですが、 例えば空気であれば 1.0、 水であれば 1.3、 水晶であれば 2.0、 ダイヤであれば 2.41 というような 値が決まっています。 リアルなこのような、 ガラス状のオブジェクトを 作成しようという時には、 ネットなどで、この IOR の値を 調べておくと良いでしょう。 今 1.5 だと少し屈折が 激しすぎたので、 この値を 1.2 ぐらいまで 一度落としてみます。 これでレンダリングしてみます。 するとこのように、 屈折率が落ちてくるので、 向こうが透けている状態が よくわかるようになります。 もう一度 1.5 に戻します。 するとこのような形になります。 このように、リアルなガラスを 作成しようという時には、 この IOR…

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