ボールを上下動させる - 3ds Maxのチュートリアル

このレッスンでは、 ヘルパーにキーフレームを作成して、 ボールが上下動するような アニメーションを作成します。 キーフレームというのは、 フレームが表示されている時に このオブジェクトが どのような状態にあるのかを 記録したものです。 フレームごとに キーフレームを作成することで、 フレームとフレームの間の 動きを自動計算し、 オブジェクトが動いているように見せます。 3DCG のアニメーションは、 作画のアニメーションと同じで、 １フレームずつ違った絵を表示することで、 このオブジェクトが 動いているように見せます。 その最初と最後の位置を決めているのが、 キーフレームだと考えてよいでしょう。 それでは、キーフレームを 作成していきます。 まずは、キーフレームを作成する前に、 このアニメーションの フレームレートを設定します。 フレームレートを設定するには、 この「時間設定」をクリックして、 この「フレームレート」の所で 設定をしていきます。 フレームレートは、 FPS という単位で表示され、 １秒間にどれぐらいのフレーム数を使って アニメーションを表示するのかを 設定するものです。 NTSC であれば、 １秒間に 30 フレーム、 映画やアニメなどの場合には、 １秒間に 24 フレームを使用して アニメーションを作成していきます。 「時間表示」は フレームにしておきましょう。 そして、このまま 「OK」ボタンを押します。 次に使用するのが、このタイムラインです。 タイムラインにはこの数字が フレーム数になっており、 上のスライダーを動かすことで、 フレームを移動させることができます。 アニメーションを作成する時には、 アニメーションを作成するモードに 切り替えないといけないので、 まずは、このセットキーのボタンを クリックします。 次に、０フレーム目の このヘルパーの位置を決めていきましょう。 ヘルパーを選択して、 少し上のほうに移動ツールを使って 移動します。 位置が決まったら、 「キーを設定」ボタンをクリックします。 するとこのように、タイムライン上に キーフレームを作成することができます。 それではこのボールが 0.5 秒でこの一番下まで来るように 設定してみましょう。 0.5 秒なので、24 フレームの半分、 12 フレームに…