コース: 3ds Max 2021 基本講座:ライティング・マテリアル・アニメーション

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ライトの光束を可視化する

ライトの光束を可視化する

このレッスンでは、 シーンに設置したライトを 可視化する方法を解説します。 ライトを可視化するには、 ボリュームライトを使用します。 まずは、シーンの中に 「ターゲット指向性ライト」を使って、 窓の外から光が入ってくるような 状態を作成します。 例えば、このような状態で 窓外から この指向性ライトが 差し込んでいるような感じにします。 次に作成した 指向性ライトの「シャドウ」は オンにしておきます。 この「シャドウ」をオンにしておかないと、 この壁から光が入ってくる という表現が できなくなってしまいますので、 必ずオンにしておきます。 それではこの状態で、 一度レンダリングしてみます。 レンダリングすると、このように 部分的に明るいだけ というような感じになっていて、 光が全く見えない状態になっています。 次に、 ライトに対してボリュームライトを 設定していくには、 「レンダリング」メニューの 「環境」を選択して、 表示された「環境」パネルの中から 「環境効果」の 「追加」ボタンを押します。 そして「ボリュームライト」を選択して、 OK ボタンを押します。 次に、 ボリュームライトを設定していきます。 まずはどのライトに ボリュームライトを設定するのか、 選択しなくてはいけないので、 この「ライトを選択」 というボタンを押した状態で、 作成した指向性ライトを クリックして登録します。 それではこの状態で、 一度レンダリングしてみます。 するとこのように、先ほどまで 見えなかったライトの 束がこのように フォグのような形で 可視化されます。 このフォグは色々と 編集することができて、 例えば、この「ボリューム」の中にある 「密度」の値を 小さくしていってあげれば、 このように、 ボリュームライトの濃さを 調整することもできます。 また、このボリュームライトには、 ノイズを乗せることもできます。 例えば、 この「ノイズ」のパラメーターの ノイズをオンにした状態で、 量を例えば 1に設定します。 すると、 このように ボリュームライトの中に ノイズを発生させるようなことも できます。 このノイズには色々と 種類があって、 「通常」の他に「フラクタル」 「タービュランス」など 様々な設定を行うことができます。 また、この指向性ライトの 「減衰度」を設定してあげると、…

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