コース: 3ds Max 2021 基本講座:ライティング・マテリアル・アニメーション

パス沿ったアニメーションを作成する

このレッスンでは、 作成したパスに沿って オブジェクトをアニメーションさせる方法を 解説します。 車や飛行機の挙動などに 使用することができます。 ここでは、 このような飛行機のオブジェクトを パスに沿って動かしていきましょう。 まずは、 「作成」タブの「シェイプ」から 「ライン」を選択して、 この飛行機を動かしたい軌跡を、 このように描いていきます。 (音声なし) パスが作成できたら、 今度は 飛行機のオブジェクトを選択して、 「アニメーション」メニューから 「コンストレイント」を選択して、 その中にある 「パス コンストレイント」を選択します。 すると、このように点線が表示されるので、 マウスカーソルを 先ほど作成したパスに合わせて、 クリックします。 すると、再生ボタンを押すと このように (音声なし) パスに沿って、 飛行機が動いていくアニメーションを 作成することができます。 この飛行機の動いていく速さは、 このパスの長さと、 このタイムラインで設定されている、 アクティブになっているアニメーションの フレーム数によって 決まってきます。 今、開始フレームが0フレーム、 終了フレームが、 100 フレームになっているので、 このパスの長さを 100 フレームかけて動いていくと いうようなスピードになっています。 このスピードを変えたいというときには、 「オートキー」に設定して、 「モーション」パネルの 「パスに沿った %」、 ここで調整をしていきます。 例えば、 0フレーム目から 50 フレーム目で この一番終点まで動きたいというときには、 フレームを 50 フレームに移動した状態で、 「パスに沿った %」を、 100 に設定します。 (音声なし) すると、このように (音声なし) 50 フレームで、 このパスの始点から終点まで 移動するようなスピードで アニメーションさせることができます。 (音声なし) 今、このアニメーションでは、 この飛行機が、きちんと進行方向に向けて 機首を合わせていますが、 もし、進行方向に向けて 機首の位置が変わってしまうというときには 「パス オプション」の この「フォロー」のチェックが 外れているというときがあります。 この「フォロー」が外れてしまっていると、 このように水平移動してしまうので、 そのような場合には、 この「フォロー」に チェックを入れてあげてください。 また「フォロー」の隣にある 「バンク」にチェックを入れると、 (音声なし) このように、 カーブするときに 自動的に、 この機体を 斜めに傾けることができます。 この傾く量については、 この「バンクの量」を調整することで 自由に設定することができるので、 飛行機などのアニメーションを 作成するときには、 この「バンクの量」を調整することが 必要になってきます。 このように 「パス コンストレイント」を使用すると、 簡単に飛行機の軌跡や、 道路に沿って車を動かすというような アニメーションを作成することが できるようになります。 このレッスンでは、 作成したパスに沿って オブジェクトをアニメーションさせる方法を 解説しました。

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