ゴルフ関連団体で構成する「日本ゴルフサミット会議」は、より多くの方にゴルフを親しんでもらう機会創出を目的として毎年8月1日からの7日間を「ゴルフ・ウィーク」と定めている。
「はじめよう!続けよう!もっとゴルフを!」をテーマに掲げ開催。
フォレスト旭川CCでは境支配人を筆頭に全社員でこのイベントに取り組んでいる。
ゴルフ・ウィークを始めた当初は2〜3人しか参加しない寂しいものだったが、年々増加をして6年目の今年は26名が参加。
8月4日の日曜日は「子供たち集まれ」をテーマに会員ビジターを問わず子供達に練習場を開放、屋台を設置し、焼きそば・お好み焼き・フランクフルト・かき氷など、汗をかきながら社員が無料サービスで提供した。
会場には簡易式プールも設置、今年の真夏の旭川の日中は30度を超える猛暑。子供達は元気に水遊びに興じた。
初めてゴルフ場に来たという中一の男の子はスナックゴルフに興味を持ち、汗をかきながら1時間も練習。
地元に住むPGAの斎藤秀和プロ(65)の熱心な指導のもと、みるみる腕を上げた。
日本ゴルフサミット会議からは掛け声をかけるだけで、その内容を把握しているのかは疑問。
経費と時間と人を掛けてもその効果は微々たるものだ。それでも前向きなゴルフ場は、毎年恒例の行事として続けているのには頭がさがる。
期間中の来場者にはフロントにてお楽しみゲームを開催などで来場者を喜ばせている。その他に2バック割増料金が無料、レストランではゴルフ・ウィーク期間限定メニューのうな重やスープカレーを販売して好評だった。
一年の内半年しか営業が出来ない極寒の道北の地のゴルフ場では夏場こそ、お互いに切磋琢磨の知恵比べで顧客獲得に知恵を絞っている。
10月の末には雪が舞い大雪山が白い帽子を被る頃、ゴルフ場は静かに雪の下で眠りにつく。来春の雪解けまで・・・。
ここにまた一人のゴルフファンが出来たことを喜び、ゴルフ人口の増加に期待かけている。 2019/8/4 池内嘉正
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