3月25日(日)第20期生となる東大阪ジュニアゴルフ育成会(20名)の入学式終了後、PGA副会長渋谷稔也プロをはじめ東大阪ゴルフセンター所属の山下真也(PGAティーチングプロ)他8名の日本プロゴルフ協会による恒例の親子レッスン会(70分1000円ボール付き)が開催された。
開始は午前9時30分。30打席にジュニア育成会の生徒20名と父兄10名が同時に6名のプロコーチがPGAロゴの入ったウインドブレーカーを身に付け、指導が始まった。
受講者の子供たちは目を輝かせ、熱心に指導するプロコーチの姿にいつもとは違う練習にスクール生も真剣に指導を受けている。この中にはゴルフに興味を持ち、初めてクラブを握る子供たちも持ち参加をした。
9時から15時までの6時間に及ぶレッスンは打席とパター場を使い分け、時間の配分も見事に管理され何のトラブルも無く行われた。
来場者の多い日曜日の待ち時間のある打席にも関わらず、協力してくれた東大阪ゴルフセンター(156打席)には、渋谷副会長も感謝の意を表していた。
レッスン会が成功した裏にはPGAプロたちの懸命な努力のあとが伺える。105名の参加者からは事前に予約された時間に指定打席に入るだけでスムーズにレッスンを受けることが出来ることと、ハイレベルな指導に毎月でも開催して欲しいとの要望があった。
PGAプロによる親子レッスン会は全国で開催されているがもっと積極的に開催日数を増やし、ボランティアでやって頂ければゴルフ人口の増加に大いに役立つのでは無いかと思う。関西ゴルフ連盟ではゴルフ振興策の一つとして初心者無料レッスン会が毎月行われており、1000名(東大阪ゴルフセンター)を超える実績を作っている。
ゴルフ振興の初心者レッスン会とPGAのプロがタイアップしてこそ、相乗効果が上がりゴルフに興味を抱く層が増加をする可能性がある。
このような1日に100名を超えるレッスン会は他の練習場には見られない。目先のことばかりを見つめないでゴルフ業界全体を見据え、ゴルフ練習場・プロ・インストラクター・ゴルフ場そしてゴルフ連盟が一体となってゴルフ業界の将来を考えていかなければ、衰退の速度は早くなるばかりだと危惧する。
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