男子プロゴルフツアー三井住友VISA太平洋マスターズ2日目のインタビュールームで、実際にこんなやり取りが交わされた。
「何をミスしたんですか?」(記者役の小学生)
「え?人生でですか?」(プロゴルファー役の小学生)
「好きな人はいますか?」(記者役)
「私が好きなのは家族です」(プロ役)
実はこれ、選手たちがプレー中の時間帯に行われた「模擬会見」。
観戦日和のこの日、大会の会場である太平洋クラブ御殿場コースを地元・静岡県御殿場市立原里小学校6年生、4クラスの児童122人が見学のため訪れた。
トーナメントを観戦するだけでなく、メディアセンターやボランティア本部など、大会の裏側にも”潜入”。
会見場ではプロ役の先生やクラスメートに記者役の児童から鋭い質問が浴びせられ、 大いに盛り上がった。
これは御殿場市が企画したもので、「ゴルフやスポーツへの興味の喚起や郷土愛の醸成が目的」とのこと。
米ツアーでは小学生たちがボランティアの手伝いをする姿を良く見かけた。
ゴルフ界の将来のためにも、子供たちがゴルフを身近に感じられるこうした素晴らしい機会を、もっともっと広げてほしいものだ。