出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- (東京式) かいかつ [kàíkátsú] (平板型 – [0])
- IPA(?): [ka̠ika̠t͡sɨᵝ]
- (京阪式) かいかつ
快活 (かいかつ)
- 心持が良く活き活きしていること、気性がさっぱりとしていて勢いがあること。
- また梅雨季の雨は憂鬱にすぎますが、その間にはさまれた晩春の雨は、明るさと、快活さと、また暖かさとに充ち溢れて、銀のやうにかがやいてゐます。(薄田淳介 『若葉の雨』)
- 「快闊」の「同音の漢字による書きかえ」
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
快活だろう |
未然形 う
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過去・完了 |
快活だった |
連用形 た
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否定形 |
快活でない |
連用形 ない
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自動詞化 |
快活になる |
連用形 なる
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言い切り |
快活だ |
終止形のみ
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名詞化 |
快活なこと |
連体形 こと
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仮定条件 |
快活ならば |
仮定形 ば
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様態 |
快活そうだ |
語幹 そうだ
|
- 「同音の漢字による書きかえ」(1956年)には、「快闊」の書きかえとして「快活」が掲げられている。ただし、それ以前から「快活」と「快闊」は別の語として存在しており、語義1は以前から「快活」と書かれていたものである[1]。また、現在の国語辞典でも「快活」と「快闊」は別の項として立てられていることが多い。
快 活(kuàihuo)
- 愉快な、楽しい。