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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

字源

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一説に、が変形したもの。漢籍に用例が見られないため、長く国字とされてきたが、好太王碑碑文414年建立)に「幹弖利城」と用例が見えることから、現在では朝鮮半島から伝わったものではないかと推察されている。

意義

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  1. 日本語の根幹である助詞4つ弖爾遠波(てにをは)の「て」。
  2. 人名に用いる。「弖巳加利穫居(テヨカリワケ)」「ハテヒ(半弖比)」(『稲荷山古墳出土鉄剣銘文471年製)、「阿弖流為(アテルイ)」(『続日本紀797年成立)

中国語

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*

日本語

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表外漢字

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熟語

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文字情報

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U 5F16, 弖
CJK 統合漢字-5F16

[U 5F15]
CJK統合漢字
[U 5F17]
文字コード (文字集合規格)
-
字典掲載
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 9703
新潮日本語漢字辞典 (2008) 3242
角川大字源 (1992) 2596
講談社新大字典 (1993) 4525
大漢語林 (1992) 3138
漢語大字典 (1986-1989) 2巻, 988ページ, 3文字目