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日本語
[編集]- IPA: /he/
- e(助詞の場合、および歴史的仮名遣の語中・語尾の場合)
名詞
[編集]へ【屁】
語源
[編集]- 「屁」の音読み「ヒ」が訛ったものか。
助詞
[編集]格助詞。
- 動作・作用の向けられる方向を示す。
- 南へ進む
- 大阪へ行く
- 動作・作用の向けられる相手を示す。
- 花子さんへ伝えてください
- 母への願い
- 動作・作用の帰着点を示す。
- 大阪へ着く
- 終点へたどり着く
- 動作・作用を受けたため、その事物が存在する場所を示す。
- 倉庫へしまったままになっている
- お客様が受付へいらっしゃっております
- 動作・作用が目指す目標やそれらが向かう事態を示す。
- 開催へ努力を惜しまない
- 大型客船 寄港中止へ
- 「…たところへ」などの形で、動作・作用が行われる事態をしめす。
- 布団に入ったところへ、電話がかかってきた
発音: 助詞
[編集]用法: 助詞
[編集]- (1)が上代からの用法で(2)以降が中世以降見られるようになったもの。類似の用法をもつ格助詞「に」に比べて方向を指したり、移動を指したりする性質が強い。