つける

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語

[編集]

「つける」の漢字表記は、「付ける」「附ける」「着ける(著ける)」「点ける」「就ける」「即ける」「属ける」「漬ける」「浸ける」などがある。

動詞・付ける

[編集]

つけるける・ける・ける・ける・ける[1]

  1. 別々のものを、隙間なく合わせること、また、この状態が継続させ、分離させることを難しくさせること。
    1. 接着する。
    2. ける・ける)(服などを)軽く着る装着する。
    3. (塗り薬などを)体に塗る
  2. (能力などを)得させる。
    • 実力を付ける。身に付ける
  3. (付ける・属ける)ある人や団体などに従わせる。
  4. 追尾する。尾行する。
    • 跡をつける
    • しばしば小説などでは、当て字として「尾ける」と表現される例がある。[2]
  5. 書き込む。書き記す
    • 日記をつける。書きつける
  6. (補助動詞) 連用形の動詞に後続し、強めに~をする、強引に~をする、という意味を付与する。
  7. (補助動詞) 連用形の動詞に後続し、~し慣れている、普段から~をしている、~するのに馴染んでいる、という意味を付与する。

活用

[編集]

発音

[編集]

翻訳

[編集]

別々のものを、隙間なく合わせる

関連語

[編集]

動詞・点ける

[編集]

つけるける】

  1. ける・ける)火を、種火などから移し、燃え上がらせる。点火する。着火する。
    • 火をつける
  2. 明かりをともす
    • 電球をつける
  3. (電化製品などを)起動させる。
    • エアコンをつける

活用

[編集]

発音

[編集]

翻訳

[編集]

着火する

明かりをともす

動詞・就ける

[編集]

つけるける・ける】(元首などの場合、「即」を用いる)

  1. ある人を任命し、地位にさせる。就任させる。

活用

[編集]

発音

[編集]

動詞・漬ける

[編集]

つけるける・ける】

  1. (水やお湯などの)液体に浸す
  2. 野菜などを水やぬか、または昆布うまみ成分の元となる(混合)漬け材料にひたし、保存の利くようにした食品つけもの)をつくること。

活用

[編集]

発音

[編集]

派生語

[編集]


[編集]
  1. 当て字による表現。同セクション内の4.を参照
  2. 尾ける の例文集 - 用例.jp https://yourei.jp/尾ける