雨

雨

雨（あめ）に関する引用・諺

引用

出典の確かなもの

• 彼[=天の父]は其日を悪しき者と善き者の上に照らし、雨を義なる者と不義なる者の上に降らす。
  • マタイによる福音書、5:45（正教会訳）
  • イエス・キリストに帰せられる。『山上の垂訓』の一節。

• 風交じり 雨降る夜の 雨交じり 雪降る夜は 術も無く 寒くしあれば 堅塩を とりつつしろひ 糟湯酒 うちすすろひて しはぶかひ 鼻びしびしに しかとあらぬ 髭掻き撫でて 我れをおきて 人はあらじと 誇ろへど 寒くしあれば 麻衾 引き被り 布肩衣 ありのことごと 着襲へども 寒き夜すらを 我れよりも 貧しき人の 父母は 飢ゑ凍ゆらむ 妻子どもは 乞ふ乞ふ泣くらむ この時は いかにしつつか 汝が世は渡る
  • 山上憶良『貧窮問答歌』

• 夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。
  • 清少納言『枕草子』

• 雨ニモマケズ 風ニモマケズ
  • 宮沢賢治『雨ニモマケズ』

• 雨ふるふるさとははだしで歩く
  • 種田山頭火『草木塔』

諺

• 雨降って地固まる -日本の諺
• 晴耕雨読
• 蛙が鳴くと雨が降る -日本の諺
• 富士に雲がかかると雨 -日本の諺
• 夏の雨は、馬の背を分ける -日本の諺

関連項目

• 五月雨