W62 (核弾頭)
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W62 | |
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タイプ | 核弾頭 |
開発国 | アメリカ合衆国 |
配備先 | アメリカ空軍 |
開発・生産 | |
開発期間 | 1964年-1970年 |
生産期間 | 1970年-1976年 |
配備期間 | 1970年-2010年 |
生産数 | 1,725発 |
要目 | |
核出力 | 170kt |
弾頭 | 熱核弾頭 |
直径 | 19.7インチ |
長さ | 39.3インチ |
重量 | 253ポンド |
W62は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭。ローレンス・リバモア国立研究所で開発された熱核弾頭であり、アメリカ空軍のミニットマン III大陸間弾道ミサイルの弾頭として運用されていた。
開発は1964年より開始されている。生産は1970年から開始され、1976年までに1,725発が生産された。MIRV用の弾頭であり、Mk.12再突入体に搭載され、ミニットマン IIIには最大3基が搭載される。サイズは直径19.7インチ、長さ39.3インチ、重量は253ポンド。核出力は170kt。信管は触発および空中爆発が用意されている。
1979年からは一部がW78核弾頭(Mk.12A再突入体)に更新されている。さらに旧式・老朽化、低感度爆薬の不採用、耐火ピットでないことなど[1]の問題もあって、2006年からはLGM-118A ピースキーパーの退役に伴い、余剰となったW87核弾頭(Mk.21再突入体)への更新作業が行われ、2010年に退役が完了した。