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toe

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
toe
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ポストロック
プログレッシブ・ロック
マス・ロック
ヒップホップ
アフロ・ビート
ネオ・ソウル
活動期間 2000年 -
レーベル CATUNE
(2002年 - 2005年)
Machupicchu Industrias
(2006年 - )
公式サイト Official Website
メンバー 山嵜廣和(ギター
美濃隆章(ギター)
山根さとし(ベース
柏倉隆史(ドラムス
toe
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約4.83万人
総再生回数 約350万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年7月19日時点。
テンプレートを表示

toe(トー)は、日本ポストロックバンドである[1]。2000年結成[2]

概要

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山嵜廣和、美濃隆章、山根さとし、柏倉隆史の4人からなるインストゥルメンタルを中心としたバンド[1][2]。2000年の結成から今日に至るまで日本のポストロックシーンを牽引してきたのみならず、数々の欧米ツアーを成功をさせるなど国内外で活躍している[3]。メジャーレコード会社とは契約せず、自主レーベルMachu Picchu Industrias(マチュピチュ・インダストリアス)を立ち上げて音源を発表している[3]。海外ではTopshelf Records(トップシェルフレコーズ)などからCDやレコードをリリースしている[3]

音楽と仕事を両立させるというスタイルで知られ、メンバー全員がバンド活動とは別にそれぞれ本業を持っている[3][4]。ギタリストの山㟢廣和はインテリアデザイナー、ベーシストの山根敏史はファッションデザイナー、ギタリストの美濃隆章はレコーディングエンジニア、ドラマーの柏倉隆史はセッションミュージシャンとしての顔を持ち、それぞれtoeにとどまらず幅広く活動している[3]

楽曲はインストが多いが、ギターの山㟢廣和がボーカルをとる曲や、CHARA木村カエラ原田郁子クラムボン)、土岐麻子、オオスミ(SHAKKAZOMBIE)などゲストボーカルを迎えた曲もある[3][4]

メンバー

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ディスコグラフィー

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アルバム

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2005年8月31日
2012年6月20日(再発)
the book about my idle plot on a vague anxiety DDCT-3006
XQIF-1005(再発)
オリコン最高161位
2nd 2009年12月9日
2013年10月28日(LP)
For Long Tomorrow XQIF-1001 オリコン最高23位、登場回数7回
3rd 2015年7月22日 HEAR YOU XQIF-1007 オリコン最高20位、登場回数5回

ミニアルバム

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2003年2月26日
2006年8月30日
2012年6月20日
songs, ideas we forgot CATUNE-02
DDCT-3010
XQIF-1004
オリコン最高92位
2nd 2006年12月6日 new sentimentality e.p. DDCM-7001 オリコン最高67位、登場回数6回
3rd 2012年6月20日 The Future Is Now EP XQIF-1002 オリコン最高24位、登場回数5回
4th 2018年8月22日 Our Latest Number EP XQIF-91001

スプリットアルバム

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2003年2月26日 pele/toe split CD ep CATUNE-05 peleとのスプリット
2nd 2009年2月20日 toe:COLLECTIONS OF COLONIES OF BEES split CTRD-015 COLLECTIONS OF COLONIES OF BEESとのスプリット

リミックスアルバム

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2003年9月3日 Re:designed CATUNE-07 CATUNE
2018年1月24日 That's Another Story_Less Track Version 全8曲 machupicchu Industrias

DVD

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2006年7月26日 RGBDVD DDBZ-1019 オリコン最高149位
2nd 2010年7月14日 CUT_DVD -For Long Tomorrow Release Tour 2010- 2010.02.15 @ Shibuya O-EAST XQIF-2001 オリコン最高18位、登場回数3回
3rd 2013年2月20日 8 days dvd -toe EU tour 2012- XQIF-2003 オリコン最高34位、登場回数3回
2021年3月6日 独演会 全15曲 Bandcampにて投げ銭方式で販売

配信限定

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  • ordinary days(2011年3月18日)
東北地方太平洋沖地震の被災地支援のためiTunes Store等で配信されているデジタルシングル。
配信手数料のみを差し引いた売り上げがジャパン・プラットフォーム、もしくはセーブ・ザ・チルドレンに寄付される。
  • Mother (feat. ILL-BOSSTINO & 5lack)(2023年6月21日)

参加作品

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発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
2002年5月22日 BACK DROP BOMB『REFIXX』 TFCC-86104 オリコン最高19位、登場回数4回
2002年11月27日 NOON RECORDS COMPILATION vol.1 DDCN-1002 NOON RECORDS
2005年2月23日 ROCK MOTOWN AVCW-12422 オリコン最高74位、登場回数4回
2007年2月7日 木村カエラScratch COZA-243/4 オリコン最高1位、登場回数15回
2007年3月21日 HUSKING BEE TFCC-86216 オリコン最高14位、登場回数9回
2007年6月20日 FLEET『pre view』 YCCW-50003 柏倉隆史がドラムとして参加
2008年7月23日 極東最前線2 VPCC-84440 オリコン最高88位
2010年10月27日 磯部正文『SIGN IN TO DISOBEY』 TFCC-86333 柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高69位、登場回数3回
2011年10月19日 磯部正文『Deliver』 TFCC-86364 SEに美濃隆章が参加 オリコン最高125位
2011年1月12日 坂本真綾You can't catch me VTZL-22 「eternal return」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高1位、登場回数8回
2011年1月19日 Re:TTLE CREATURES VICL-63703 オリコン最高104位
2012年3月28日 ポルノグラフィティPANORAMA PORNO SECL-1107
SECL-1109
「素敵すぎてしまった」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高2位
2012年9月12日 竹達彩奈♪の国のアリス PCCG-01298
PCCG-70162
柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高10位、登場回数5回
2012年11月7日 清春UNDER THE SUN AVCD-38566
AVCD-38567
「JUDIE」「FLORA」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高20位
2013年1月9日 竹達彩奈『時空ツアーズ PCCG-01318
PCCG-70171
柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高10位、登場回数3回
2013年12月11日 黒夢ゲルニカ AVCD-48880
AVCD-48881
AVCD-48882
「CALLING」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高15位
2014年1月29日 黒夢『黒と影 AVCD-38835
AVCD-38836
AVCD-38837
「ROCK 'N' ROLL GOD STAIR」「CALLING (Album ver.)」「黒と影」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高7位
2014年7月23日 TK from 凛として時雨unravel AICL-2704
AICL-2706
AICL-2707
「Fu re te Fu re ru」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高9位
2014年8月27日 TK from 凛として時雨『Fantastic Magic AICL-2715
AICL-2717
「Shinkiro」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高12位
2015年8月26日 メロキュアメロディック・スーパー・ハード・キュア COCX-39137 「1st Priority [メロキュア meets 末光篤 a.k.a. SUEMITSU & THE SUEMITH]」に柏倉隆史がドラムとして参加 オリコン最高34位

ミュージックビデオ

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監督 曲名
Satoshi Tsukamoto 「月、欠け」
euphoria FACTORY 「After Image」
不明 「everything means nothing」「past and language」「グッドバイ」

主なライブ

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ワンマンライブ・主催イベント

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  • 2010年02月08日〜03月06日 - "For Long Tomorrow" release tour 2010
  • 2013年03月12日 - 変わるものと変わらぬもの volume. 06
  • 2013年06月20日 - 変わるものと変わらぬもの volume.07
  • 2014年03月04日〜06日 - ele-king presents 「toe / collections of colonies of bees Japan tour 2014」
  • 2014年10月11日 - 変わるものと変わらぬもの volume.08(特別編)
  • 2015年10月01日〜12月11日 - 変わるものと変わらぬもの volume.09 ~ 3rd full length album "HEAR YOU"release tour ~

出演イベント

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  • 2006年03月03日 - スペースシャワー列伝 第60巻 ~蛇崩(じゃくずれ)の宴~
  • 2006年12月31日 - COUNTDOWN JAPAN 06/07
  • 2007年07月29日 - FUJI ROCK FESTIVAL '07
  • 2008年04月27日 - ARABAKI ROCK FEST.08
  • 2008年05月05日 - ROVO presents MDT Festival 2008
  • 2009年06月20日 - enemies with toe
  • 2009年08月14日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2009 in EZO
  • 2010年04月02日 - THE ALBUM LEAF JAPAN TOUR 2010
  • 2010年07月30日 - FUJI ROCK FESTIVAL '10
  • 2010年11月02日 - New Audiogram ver.4 -1102east-
  • 2010年12月26日 - BRAHMAN presents tantrism vol.7
  • 2011年08月13日 - SUMMER SONIC 2011
  • 2011年12月22日 - 木村カエラ presents オンナク祭オトコク祭
  • 2012年02月26日 - DEVILOCK NIGHT THE FINAL
  • 2012年04月21日 - KAIKOO POPWAVE FESTIVAL 2012
  • 2012年05月27日 - Room special-CONPASS opening party
  • 2012年06月28日 - "KESEN ROCK TOKYO" round.10
  • 2012年07月29日 - FUJI ROCK FESTIVAL '12
  • 2012年08月07日 - LIQUIDROOM 8th ANNIVERSARY presents "UNDER THE INFLUENCE"
  • 2012年10月08日 - Ron Zacapa presents DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN 2012
  • 2012年10月12日・13日 - Tangled Hair Japan Tour 2012
  • 2012年10月20日 - 森、道、市場 2012
  • 2012年10月21日 - BOROFESTA 2012
  • 2012年11月10日 - サイダーインク presents 「半日」
  • 2012年12月19日 - 木村カエラ presents オンナク祭オトコク祭 2012
  • 2013年01月18日 - OUTERMIND III
  • 2013年04月30日 - ~60th Anniversary~ "Oyaide Electric Live"
  • 2013年05月18日 - GREENROOM FESTIVAL '13
  • 2013年07月13日 - KESEN ROCK FESTIVAL'13
  • 2013年07月21日 - JOIN ALIVE 2013
  • 2013年09月15日 - New Acoustic Camp 2013
  • 2013年11月09日 - JG NETS PRESENTS 「toe vs OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
  • 2013年12月02日 - SKSD
  • 2013年12月13日 - STEREO RECORDS 8th ANNIVERSARY "夜明け前 其の三十"
  • 2014年03月08日 - Booked!
  • 2014年03月28日 - downy x toe
  • 2014年12月06日 - YOUR SONG IS GOODの超2日間 2014
  • 2015年02月16日 - Booked! Feat. MINERAL JAPANTOUR
  • 2015年02月28日 - GOODNESS team presents "GOODNESS onsen #1
  • 2015年06月27日 - envy「Atheist's Cornea- release tour 2015」
  • 2015年07月26日 - FUJI ROCK FESTIVAL '15
  • 2015年10月08日 - BRAHMAN「尽未来際 ~畏友~」
  • 2015年10月11日 - STARS ON 15

関連項目

[編集]

脚注

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  1. ^ a b toeの記事まとめ”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ. 2019年8月21日閲覧。
  2. ^ a b toeプロフィール”. 音楽出版社. TOWER RECORDS ONLINE (2012年7月30日). 2019年8月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g toeのルーツと周辺。山㟢廣和インタビュー”. ミーティア (2018年10月12日). 2019年8月21日閲覧。
  4. ^ a b toe INTERVIEW”. OTOTOY (2009年12月8日). 2019年8月21日閲覧。
  5. ^ 80年代の経験と反面教師”. CONTRAST. 2016年6月19日閲覧。
  6. ^ 生業とライフワークの境界線”. CONTRAST. 2016年6月19日閲覧。
  7. ^ 卒業生 / 出身生参加作品”. 音楽学校メーザーハウス. 2016年6月19日閲覧。
  8. ^ ゲスの極み乙女。/indigo la End川谷絵音×THE NOVEMBERS小林祐介、海外インディーから独自のサウンド築き上げる2人が〈HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER〉の魅力を語る”. Mikiki. TOWER RECORDS ONLINE (2017年7月24日). 2019年8月21日閲覧。
  9. ^ 山根敏史 オープン・ユアアイズ(株)”. モード学園. 2016年6月19日閲覧。
  10. ^ a b c 山根 敏史”. 専門学校 モード学園. 2016年6月21日閲覧。
  11. ^ a b バッグ業界に新風をもたらすF/CE.”. AERA STYLE MAGAZINE (2018年6月19日). 2019年8月21日閲覧。
  12. ^ 柏倉隆史”. 本人Facebook. 2016年6月19日閲覧。
  13. ^ a b c BIOGRAPHY”. the HIATUS公式サイト. 2019年8月21日閲覧。
  14. ^ a b the HIATUSや木村カエラのバンドでも活躍 toe柏倉隆史のドラムスタイルを新作から読み解く”. Real Sound (2015年7月23日). 2016年6月19日閲覧。
  15. ^ SUEMITSU & THE SUEMITHオリジナルメンバーが久々に揃います。”. SUEMITSU ATSUSHI/末光篤公式Twitter (2015年2月17日). 2019年8月21日閲覧。

外部リンク

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