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PUSHED RICE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『PUSHED RICE』
米米CLUBスタジオ・アルバム
リリース
録音 -
ジャンル J-POP
時間
レーベル Sony Records
プロデュース 石井竜也
金子隆博
米米CLUB
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 1997年度年間77位(オリコン)
米米CLUB アルバム 年表
H2O
1996年
PUSHED RICE
(1997年)
HARVEST SINGLES 1985-1992
(1997年)
『PUSHED RICE』収録のシングル
  1. Special Love
    リリース: 1997年1月25日
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PUSHED RICE』(プッシュト ライス)は米米CLUBの14枚目のアルバム1997年3月1日発売。発売元はSony Records(現ソニー・ミュージックレコーズ)であり、解散前のラストアルバム

解説

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本作発表の前年(1996年)11月に解散の発表があり、米米CLUBのオリジナルアルバムとしては(発売当時)最後の作品とされた。それに因んでタイトルの『PUSHED RICE』は「押された米=押米=おしまい」と読ませている。因みにジャケットは精子を米に見立てたものである。

初回限定盤仕様は三方背BOXと別冊32頁フォトブックレットが収載。

レコーディング・メンバーは当時のメンバーとして表記されている17人に加えラストアルバムという事で1995年に脱退したギターのジョプリン得能(得能律郎)、ドラムのRYO-J(坂口良治)、1996年に脱退したシュークリームシュのマリ(天ヶ谷真利)も参加した。また、作詞・作曲のクレジットは個人名が表記され、これまで「手紙」など極僅かの例外を除いて全曲について作詞・作曲:米米CLUBとクレジットしていた姿勢を変化させた。

米米CLUBは本作発売4日後、3月5日・6日に東京ドームでラスト・ライブ「THE LAST SYMPOSIUM」を開催、2日目の公演を以て解散。

収録曲

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  1. SARACENIAN BEAT
    • 作曲:石井竜也米米CLUB / 編曲:米米CLUB
    • 1991年 - 1992年のツアー「AU SHARISHARISM(U編)」のオープニングSEに用いられたインストゥルメンタルで、当時のテイクにエフェクトなどが加えられた別ミックス。所々に、「Peeping Tom」「MONGOLOID」に使われているリズムが出てくる。
    • 終盤は石井によってメンバーのステージネームが早口で読み上げられている。
  2. FOXY -危険な恋-
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:勝又隆一
    • 解散コンサート「THE LAST SYMPOSIUM」で本作からは当曲と「Special Love」の2曲が披露された。
  3. Special Love [Album Version]
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:勝又隆一・米米CLUB
    • 24thシングル。シングルとミキシングが異なる(表記は便宜上)。
  4. MOMENT
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:勝又隆一・金子隆博
  5. せつない気持ち
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:勝又隆一・米米CLUB
  6. ROPPONGI-雨
    • 作詞:石井竜也 / 作曲:石井竜也・林部直樹 / 編曲:林部直樹
    • 元々は1992年のライブ『SHARISHARISM DECADENCE 魅惑の歌謡ショー 素顔のママ編』で演奏された楽曲。
  7. STELLA
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:得能律郎・坂口良治・金子隆博
    • 初出はクリスマスディナーショーで、1995年のファンイベント『CCC大集会 〜サンタがSORRYにのってやってくる!〜』でも演奏された楽曲(DVD『米盛II』収録時の題は「ステラ」)。
  8. GUTS SHAKER
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:勝又隆一・米米CLUB
    • 石井と小野田のデュエット曲。
  9. HARMONY
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:勝又隆一
  10. MONGOLOID
    • 作詞・作曲:米米CLUB / 編曲:米米CLUB
    • インストゥルメンタルの楽曲。1993年〜1994年のライブ『SHARISHARISM THETA ピタゴラスの接吻編』で演奏された曲『モンゴル草原』がベースとなっている。
  11. RICE DREAMER
    • 作詞:小野田安秀 / 作曲:米米CLUB / 編曲:佐土井照仁
    • 小野田のボーカル曲。1991年のツアー『ANTI SHARISHARISM』で演奏された楽曲のリメイク(当時の題は「FUNK-A-DREAMER」)。
  12. ひとりの朝 ふたりの夜
    • 作詞:石井竜也 / 作曲:金子隆博 / 編曲:得能律郎・坂口良治・金子隆博
    • ドラマ「素顔のままで」のサウンドトラック「ICTL」にインストゥルメンタルアレンジ版が収録された曲。「ICTL」のブックレットによれば原曲は『SHARISHARISM ART WORK UP』(WORK UP編)での演奏が初出とされている。
  13. Runaway Faraway
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:勝又隆一・米米CLUB
    • 「Special Love」c/w。シングルとミキシングが異なる。
  14. 迷路 '97
    • 作詞・作曲:石井竜也 / 編曲:得能律郎・坂口良治・金子隆博
    • ドラマ「素顔のままで」サウンドトラック「ICTL」に、Instrumentalアレンジ版が収録されている「迷路」の新録版で、歌詞の追加・一部変更がある。また、「ICTL」のブックレットによれば、「迷路」は1989年10月24日ブックレットの23日は誤記、実際は24日[要出典])の浅草公会堂における東京ロコ公演「カールスモーキー石井の一人上手」が初演である。