MacTeX

MacTeX
初版	2005年12月 (18年前)
最新版	2023 / 2023年3月15日 (18か月前)
対応OS	macOS Mojave以降
プラットフォーム	X86-64, ARM
サイズ	4.4 GB
サポート状況	開発中
種別	TeXディストリビューション
ライセンス	混在（GPL, LGPL, BSD, X, CeCILL, プロプライエタリ）
公式サイト	tug.org/mactex
	テンプレートを表示

MacTeX（MacTeX, マックテフ、マックテック^{[注 1]}）は、macOS用のTeX ディストリビューション^[2]。

組版処理ソフトの TeX を使うための標準的なファイル一式をまとめたものであり、TeXの環境を簡単な操作のみで用意することが主な機能であるとしている^[3]。作成・管理は、TeX Users Group内のMacTeX Technical Working Groupが行なっている。

内容

MacTeXパッケージには以下が含まれている^[4]^[5]。

TeX Live: TeX Live の内容物全てが含まれている。Mac環境には必要ないファイルも含まれるが、見落としなく全てがインストールされていることにより互換性が保証され、各種ガイドブックの手順が全てそのまま実行できるためであるとされる^[4]。
BibDesk: 引用管理ソフトウェア。BibTeXも参照。
LaTeXiT: 数式エディタ。（文書全体ではなく）単独の数式をLaTeXで作成して他のアプリケーションにコピー＆ペーストする用途を想定。
TeXShop, TeXworks: 統合開発環境
Ghostscript: ページ記述言語インタプリタ
ImageMagickの convert ユーティリティ: 画像変換ツール
Latin Modern および TeX Gyre フォント: TeX Live 本体にも含まれるが、MacTeX により他のMacアプリケーションでも利用できるようになる。

^ MacTeX, TeX Users Group 2021年5月27日閲覧。
^ Stefan Kottwitz (2011), LaTeX Beginner's Guide, Packt Publishing, p. 290, ISBN 978-1847199867aTeX Beginner's Guide&rft.aulast=Stefan Kottwitz&rft.au=Stefan Kottwitz&rft.date=2011&rft.pages=p. 290&rft.pub=Packt Publishing&rft.isbn=978-1847199867&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:MacTeX">
^ Herbert Schulz (2005), “The MacTeX distribution”, TUGboat 26 (3): 239-240eX distribution&rft.jtitle=TUGboat&rft.aulast=Herbert Schulz&rft.au=Herbert Schulz&rft.date=2005&rft.volume=26&rft.issue=3&rft.pages=239-240&rft_id=http://www.tug.org/TUGboat/Contents/contents26-3.html&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:MacTeX">
^ ^a ^b “What's in the package”, MacTeX (TeX Users Group) 2013年7月13日閲覧。eX&rft.pub=TeX Users Group&rft_id=http://tug.org/mactex/whatsinthepackage.html&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:MacTeX">
^ 奥村晴彦「Mac」『TeX Wiki』2016年7月5日。https://texwiki.texjp.org/?Mac。eX Wiki&rft.aulast=奥村晴彦&rft.au=奥村晴彦&rft.date=2016-07-05&rft_id=https://texwiki.texjp.org/?Mac&rfr_id=info:sid/ja.wikipedia.org:MacTeX">