コンテンツにスキップ

LOVE LOVE SHOW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「LOVE LOVE SHOW」
THE YELLOW MONKEYシングル
初出アルバム『PUNCH DRUNKARD
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ファンハウス
プロデュース 吉井和哉
ゴールドディスク
プラチナ (日本レコード協会 1997年6月)
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1997年度年間66位(オリコン)
THE YELLOW MONKEY シングル 年表
楽園
1996年
LOVE LOVE SHOW
1997年
BURN
(1997年)
ミュージックビデオ
LOVE LOVE SHOW - YouTube
テンプレートを表示

LOVE LOVE SHOW」(ラブラブショー)は、THE YELLOW MONKEY12作目のシングル1997年4月19日ファンハウスから発売された。

概要

[編集]
  • 前作「楽園」からおよそ半年ぶり、6thアルバム『SICKS』リリース後初のシングル。非公認ベストアルバム『TRIAD YEARS actII〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』と同時リリースされた。
  • ノンタイアップながら5週連続TOP10入りするなどロングヒットし、売り上げは前作を若干上回った。この楽曲のヒットに対して吉井は「ノンタイアップながら売れたこと、初登場4位ながら上の順位の楽曲よりもチャートに残り続けたことを誇りに思いたい」「チャートのトップに行く曲よりも、チャートにずっと残る曲が凄い曲だと思う」と語っている。[1]
  • 2010年に結成20周年記念企画の一環で発売されたユニクロとのコラボレーションTシャツには、後述のアニメで描かれたTHE YELLOW MONKEYの4人がデザインされたものがバリエーションに存在する。

制作背景

[編集]
  • 吉井曰く「100万枚売れることを意識した楽曲である」と語っている[1]。また、「『LOVE LOVE SHOW』で間口を広げ、聴き手の警戒心をなくした後に『BURN』をズドンとリリースしたかった」と語っている[1]

収録曲

[編集]
  1. Play LOVE LOVE SHOW
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』には再レコーディングされ、テンポアップしたアルバムバージョンが収録されている。また、次シングルの「BURN」には英語バージョンが収録されており、直訳ではなく歌詞の内容自体もかなり変化している。
  2. Play NAI
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    メンバー選曲の『MOTHER OF ALL THE BEST』のDISC1の1曲目に収録された。ファンの間でも人気が高く、『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』ファン投票の26位に入選し、A面「LOVE LOVE SHOW」の28位を上回った。
  3. Play LOVE LOVE SHOW (Instrumental)
    (作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)

ミュージックビデオ

[編集]

「LOVE LOVE SHOW」のミュージックビデオにはアニメが多用されており、歌詞に合わせて演出に使用されている。また、後半はアニメで描かれたTHE YELLOW MONKEYの4人が登場する。またこのPVでは、吉井はギターを演奏している。監督は高橋栄樹。このPVのモチーフは日本が舞台となった『007は二度死ぬ』である。吉井は衣装にスーツケースに全て赤紅色であるが、このスーツケースは空港のイメージを作るために撮影中に用意した。

旧・公式ファンクラブ「Petticoat Lane」時代に「LOVE LOVE SHOW」ミュージック・ビデオのワン・シーンを印刷した下敷きが会員継続特典として付いたことがある。下敷きの裏面は「LOVE LOVE SHOW」の楽譜と歌詞が印刷されている。

21stシングル「SHOCK HEARTS」のPVには「LOVE LOVE SHOW」PVの映像が数秒間使用されている。

収録作品

[編集]
LOVE LOVE SHOW
NAI
  • 『MOTHER OF ALL THE BEST』(2004年12月8日)

カバー

[編集]
LOVE LOVE SHOW
NAI
  • 吉井和哉(2018年6月6日、ソロLIVE Blu-ray BOX『1228』)※セルフカバー

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典注

[編集]
  1. ^ a b c 『15YEARS』(ぴあ

外部リンク

[編集]