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松下IMPビル

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IMPホールから転送)
松下IMPビル
IMP
施設情報
所在地

大阪府大阪市中央区城見1-3-7

地図
座標 北緯34度41分30.7秒 東経135度31分50.8秒 / 北緯34.691861度 東経135.530778度 / 34.691861; 135.530778座標: 北緯34度41分30.7秒 東経135度31分50.8秒 / 北緯34.691861度 東経135.530778度 / 34.691861; 135.530778
状態 完成
着工 1987年9月[1]
竣工 1990年3月[1]
用途 事務所、店舗、スポーツ施設、イベントホール、駐車場[1]
地上高
高さ 125.0m[1]
各種諸元
階数 地下2階、地上26階、塔屋3階[1]
敷地面積 14,963.66 [1]
建築面積 8,495.59 [1]
延床面積 84,496.50 [1]
構造形式 鉄筋コンクリート造鉄骨鉄筋コンクリート造鉄骨造[1]
関連企業
設計 日建設計[1]
施工 鹿島建設大林組熊谷組戸田建設錢高組前田建設工業松村組JV[1]
デベロッパー 松下アイ・エム・ビー[1]
管理運営 関電プロパティーズ
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松下IMPホール
情報
完成 1990年3月
開館 1990年
客席数 857席
用途 講演、コンサート、格闘技等
運営 関電プロパティーズ
所在地 大阪市中央区城見1-3-7 松下IMPビル2階
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松下IMPビル(まつしたアイ・エム・ピー・ビル)は、大阪市中央区大阪ビジネスパーク(OBP)にある複合施設。「IMP」は「International Market Place(インターナショナル・マーケット・プレイス)」の略。

概要

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松下IMPビルは、松下グループ松下興産(現在の関電不動産開発)がOBP内でTWIN21に続いて、高度にインテリジェント化されたオフィスを中心に、商業施設・イベントホールならびにスポーツ施設などを整備したもので、1990年(平成2年)3月に竣工した[2]

ビルは東西に長い敷地の東ゾーンに高層棟、西ゾーンに低層棟を配置[2]。低層棟の1階から3階には国際色豊かな「International Market Place」が形成され、東西約200mに及ぶモールは、円柱の列柱空間となっており、モールの中心部には4層吹き抜けのアトリウム空間がある[2]。モールの西ゾーンには、多目的に利用できるイベントホールとテニスコートやプールを持つスポーツ施設が設けられた[2]。高層棟のオフィスは、共用部を東西に配し、事務室は機能的でフレキシブルなレイアウトが可能な平面とした[1]。城見通を隔てたTWIN21とは、連絡通路で直結し、2つの建物は関電プロパティーズによって、一体的な運営・管理が行われている。

外装はやや薄いパープル色の磁器タイルと、SAG工法による横連窓によるシンプルな構成となっている[2]。これは季節、時間、天候により色・輝きが変化して、街並みに対してやさしい表情をもたせたいとして考えられた[2]

ビル固有の郵便番号は540-63xx(xxは階層。地下もしくは階層不明の場合は90)。

所有権

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所有権は、2006年8月31日にMIDリート投資法人(後のMCUBS MidCity投資法人日本都市ファンド投資法人)が246億円で取得[3]、 2018年9月5日に準共有持分55%、2019年3月8日に残り45%が270億円で国内特別目的会社(合同会社城見キャピタル)に譲渡された[4][5]。 2020年4月頃にはローンスターからガウ・キャピタル・パートナーズのファンドに約390億円で譲渡されている[6]

テナント

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1階から3階は店舗が中心。

オフィステナント

松下IMPホール

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松下IMPホール(まつしたアイ・エム・ピー・ホール)は、松下IMPビル2階にある多目的ホール。オープン時、スポーツ施設が併設されていたが、のちに閉鎖となった。

客席は857席ですべて可動式で、うち最前部156席はスタッキングチェア。講演会、展示会、コンサート、演劇、格闘技など様々なイベントに使用されている。

交通アクセス

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幻の地下駅

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ビル西端の地階には、建設時に将来の地下鉄乗り入れを計画して造られた、駅舎の一部(ホーム)となる構造物[注釈 1]が存在する。しかしビル竣工6年後の1996年(平成8年)に開業した地下鉄大阪市営地下鉄(当時)長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅ではビルの直下に新たなホームが建設されたため、この構造物は駅舎として使用されず「幻のホーム」となっている[8][注釈 2]

脚注

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注釈

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  1. ^ このビル地下に「既設構築」があることを示す図面が掲載されている。「トンネルと地下」Vol.24 1993年12月号 土木工学社
  2. ^ 大阪ビジネスパーク駅の地下ホームは、計画されていた構造物の直下をシールド工法で造られており、駅に隣接する寝屋川第二寝屋川の地下も同様の工法で当駅からの線路(トンネル)が造られている。

出典

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外部リンク

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