Eni
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ローマの本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
BIT: ENI NYSE: E |
本社所在地 |
イタリア ローマ |
設立 | 1953年2月10日 |
業種 | 石油・石炭製品 |
事業内容 | 石油・ガス |
代表者 | ロベルト・ポーリ(取締役会長)、パオロ・スカローニ(最高経営責任者) |
資本金 | 40.05億ユーロ(2008[1] |
売上高 | 1081億ユーロ(2008))[1] |
営業利益 | 186.4億ユーロ(2008)[1] |
純利益 | 88.25億ユーロ(2008)[1] |
総資産 | 1165億ユーロ(2008)[1] |
従業員数 | 7万8880人(2008)[1] |
決算期 | 12月末[1] |
主要株主 | イタリア政府 30% |
主要子会社 | Agip |
関係する人物 | エンリコ・マッテイ |
外部リンク | http://www.eni.it/ |
Eni(エニ、伊: Eni S.p.A.)は、イタリアの半国有石油・ガス会社である。イタリア最大の工業会社であり、70ヶ国に展開する。イタリア証券取引所、ニューヨーク証券取引所上場企業(BIT: ENI、NYSE: E)。
社名は炭化水素公社 (Ente Nazionale Idrocarburi) の略である。
株式
[編集]設立以来、イタリア政府が100%株式を保有していたが、1995年以降、段階的に株式を売却し、現在の政府保有率は30%である。ただしそれに加え、重要な決定に拒否権を有する黄金株が20%、Cassa depositi e prestiti を通じ間接的に保有する株が10%ある。
沿革
[編集]1926年、ムッソリーニ政権下で、イタリア政府が60%出資して設立したアジップ(イタリア石油公団)が母体である。
1953年、アジップと他の石油ガス関連企業を統合し、誕生した。なお、1957年に設立されミラノに拠点を持つ石油・ガス会社のサイペムは、エニのグループ企業であるが、エニに先立ち1984年に単独で株式公開を行っている。
シチリア島南部のジェーラに石油・ガス精製拠点を持つ[2]。1959年からイタリアの旧植民地であるリビアでの事業を展開し、2004年10月よりリビアの国営石油会社National Oil Company(NOC)と合弁で、リビアとジェーラをパイプラインで結ぶガス輸送を開始した[3]。
アジップのブランド名は2010年にエニと統合され、日本でも2011年4月から、輸入されるエンジンオイルのブランド名がエニに変更された[4]。
2013年より、中部電力が韓国ガス公社と共同で、エニからのLNG共同購入を行っている[5]。
関連項目
[編集]- EFIM(イタリアの国家持株会社)
- アジップ(イタリア石油公団)
- エンリコ・マッテイ
- アルカンターラ (素材)
出典
[編集]- ^ a b c d e f g “Annual Report 2008”. Eni. 2010年1月10日閲覧。
- ^ “Gela refinery” (英語). Eni. 08-07-2024閲覧。
- ^ “エニ、リビアからガス輸送開始”. NNA Europe (2004年10月11日). 2017年1月3日閲覧。
- ^ “昭和貿易、「アジップ」ブランドを「エニ」に変更”. Car Watch (2011年4月1日). 2017年1月3日閲覧。
- ^ “当社と韓国ガス公社(KOGAS)によるイタリア炭化水素公社(ENI)からのLNG共同購入~アジア初のLNG買主同士による国際間共同購入~”. 中部電力 (2013年1月11日). 2017年1月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- eni.com - 公式サイト
- Eni (EniItalia) - Facebook
- eni.com (@eni) - X(旧Twitter)
- enivideochannel - YouTubeチャンネル