コンテンツにスキップ

BAD APPLE (GLAYの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GLAY > 作品リスト > BAD APPLE (GLAYの曲)
「BAD APPLE」
GLAYシングル
初出アルバム『FREEDOM ONLY
リリース
規格 CD DVD
CD
ジャンル ロック
作詞・作曲 TAKURO
プロデュース GLAY・亀田誠治Tomi Yo
チャート最高順位

オリコン

  • 週間4位(シングル)
  • 週間12位(合算シングル)
  • 週間1位[1](オリコンROCKシングル)
  • 2021年8月度月間13位[2](シングル)

Billboard JAPAN

GLAY シングル 年表
BETTY BLUE
2021年
BAD APPLE
(2021年)
Only One,Only You
(2022年)
GLAY CDシングル 年表
G4・2020
(2020年)
BAD APPLE
(2021年)
Only One,Only You
2022年
ミュージックビデオ
「SHINING MAN」 - YouTube
「BAD APPLE」 - YouTube
「BAD APPLE / THE FIRST TAKE」 - YouTube
テンプレートを表示

BAD APPLE」 (バッド・アップル)は、GLAYの通算59作目のシングル。2021年8月18日にLSGから発売[5]

概要

[編集]

CDシングルとしては「G4・2020」以来、およそ1年ぶりとなる。

「CD DVD」と「CD Only」の2タイプが製作され、CDには新曲「BAD APPLE」のほか、3月10日にTBS音楽の日』でも披露された「SHINING MAN[6]、そしてTAKUROプロデュースの配信ライブ「THE ENTERTAINMENT STRIKES BACK 魁☆照男達シャイニングメン」より「Angelus」[7]、HISASHIプロデュースの配信ライブ「THE ENTERTAINMENT STRIKES BACK RESONANCE vol.3」より「シューゲイザー」「妄想コレクター」[注 1]の、ライブテイクを基にしたリミックス音源を含む[7]、計5曲を収録。

DVDには「BAD APPLE」のミュージックビデオやそのメイキング、そしてGLAYメンバーによる「FREEDOM TALK」前篇、「日比谷音楽祭2021」のライブ映像より3曲を収録。

ジャケットのアートワークは、King Gnu常田大希が主宰するクリエイティブチーム「PERIMETRON」が担当した。同チームはアルバム『FREEDOM ONLY』のジャケットも手掛けており、本作はそのストーリーのはじまりが表現されている、とのこと[8]

2021年11月2日には、本曲で2度目となる「THE FIRST TAKE」に出演。アレンジャーに前回と同じくTomi Yoを迎え演奏した[9]

記録

[編集]

オリコン週間シングルチャート(2021年08月30日付)では、初週で18,487枚を記録し、週間4位を獲得[10]。ダウンロード販売、サブスクリプション再生数を加味したオリコン週間合算シングルチャートでは、19,803ポイントを獲得し週間12位にランクインしている[11]

Billboard JAPAN週間チャート(2021年08月25日公開分)では、「Hot100」で2,428ポイントを記録し、週間31位を獲得[3]。「Top Singles Sales」では18,779枚を記録し、週間3位を獲得[4]

収録曲

[編集]

CD(全タイプ共通)

[編集]
  1. BAD APPLE
    TERUの提案により、Tomi Yoをアレンジャーに迎え制作された[12]
  2. SHINING MAN
    ABEMA Prime 8月度エンディングテーマ[13]
    「BAD APPLE」とは打って変わってダンサブルな曲だが、TAKURO曰く「「Into the Wild」の延長で、いわゆるGLAYのサウンド趣向みたいなところからDJ Massくんと音の面白さを考えて曲を作った」とのこと[14]。また歌詞に関しては、本作リリースより2年前に「友人のミュージシャンから「オリンピアンを励ます曲を作りたい」という話をもらい、その子が歌う想定で作る過程で、自分なりにアスリートを応援する曲があってもいいかなと思って実験的に作り始めた」とのことで、そのときは自分なりの密かな応援歌だったが、感染者が増えている今の状況を考えるともう少しタイミングを待つ必要もあったのかとか考えるところはあった」ともいう[14]
    この曲もアルバムに入る予定であったが、全体を通して聴いてみた時にアルバム1枚としてはちょっと長過ぎるというのと、TAKUROが目指した「自分たちが10代の頃とかに聴いてきた音楽を、自分たちのフィルターを通して再構成していく」というアルバムの方向性、JIROの「激しい曲はそんなに必要ないんじゃないか?」という提案により、同アルバムではなく本作のカップリング曲として収録されたという[15]
  3. シューゲイザー(Gray Crow Mix)
    藍井エイルに提供した曲のセルフカバー。
  4. 妄想コレクター(HSMS Reconstruct Ver.)
  5. Angelus(3Xdecade Boost Mix)
    HISASHI曰く、音源が手元に無かったので、動画サイトで見つけたものを元にコード分析をした、とのこと。また、TAKUROからは「ツインギターのソロは必ず入れてほしい」と言われたという[7]
    また、リミックスはDJ Massによるもので、「(ライブ音源そのままだと)永井さんのドラムが生過ぎて混ざらないんじゃないか?ということで、当初7:3の比率だったドラムとMassくんの音とのバランスを変えて、「RESONANCE vol.3」の方向に寄せてもらうようにした」とのこと[7]

DVD

[編集]
  • BAD APPLE Music Video
  • Making of BAD APPLE
  • GLAY「FREEDOM TALK」前編
  • 日比谷音楽祭2021
  1. 誘惑
  2. SOUL LOVE
  3. 青春は残酷だ

脚注

[編集]
  1. ^ オリコン週間 ROCKシングルランキング 2021/08/30付 - オリコン、2021年8月25日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  2. ^ オリコン月間 シングルランキング 2021年08月度 - オリコン、2021年9月11日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  3. ^ a b Hot100 2021/08/25 公開 - Billboard Japan、2021年8月25日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  4. ^ a b Top Singles Sales 2021/08/25 公開 - Billboard Japan、2021年8月25日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  5. ^ 最新シングルとアルバムのリリースが決定!また、今晩0:00より『青春は残酷だ』を各配信サイトより配信スタート! | NEWS”. GLAY公式サイト. 2021年7月26日閲覧。
  6. ^ “『音楽の日』、出演アーティストの全歌唱曲&タイムテーブル公開”. BARKS. (2021年3月10日). https://www.barks.jp/news/?id=1000198108 2021年8月9日閲覧。 
  7. ^ a b c d e 【インタビュー】HISASHI(GLAY)が迎えた変化「子どもっぽいあがき方はもう終わった」(1ページ目)”. BARKS (2021年8月18日). 2023年3月14日閲覧。
  8. ^ “GLAY“物語の始まり”描いたニューシングルジャケット公開”. 音楽ナタリー. (2021年7月16日). https://natalie.mu/music/news/437235 2021年8月9日閲覧。 
  9. ^ “GLAY、「THE FIRST TAKE」2度目の登場で新曲「BAD APPLE」披露”. BARKS. (2021年11月24日). https://www.barks.jp/news/?id=1000211370 2021年11月26日閲覧。 
  10. ^ オリコン週間 シングルランキング 2021/08/30付 - オリコン、2021年8月25日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  11. ^ オリコン週間 合算シングルランキング 2021/08/30付 - オリコン、2021年8月25日。(ウェブ魚拓のキャッシュ)
  12. ^ <インタビュー>TAKUROが語るGLAYニューシングル「BAD APPLE」のバックグラウンドにあるもの(2ページ目)”. Billboard Japan. 2023年3月14日閲覧。
  13. ^ “『SHINING MAN』が「ABEMA Prime」の8月度エンディングテーマに決定!”. GLAY 公式サイト. (2021年8月2日). https://www.glay.co.jp/news/detail/5171 2021年8月9日閲覧。 
  14. ^ a b GLAY「エンターテイメントの逆襲」の現在地とは?TAKURO&JIROソロインタビューでそのスタンスに迫る(3ページ目)”. 音楽ナタリー. 2023年3月14日閲覧。
  15. ^ 【インタビュー】TERU(GLAY)、ニューSGから見えた音楽観「70歳を超えてみないと分からないことがある」(2ページ目)”. BARKS (2021年8月18日). 2023年3月14日閲覧。

注釈

[編集]
  1. ^ 元々は1曲だけ収録する予定だったが、TAKUROが「シューゲイザー」がすごく良かったと言ったことから、2曲が収録された[7]

外部リンク

[編集]