B'z (2007年のアルバム)
『B'z』 | ||||
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B'z の EP | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
B'z アルバム 年表 | ||||
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『B'z』(ビーズ)は日本の音楽ユニット、B'zが日本時間2007年4月3日に海外のiTunes Store限定で配信を開始したアルバム。なお、配信限定シングルとして『FRICTION』も同時に配信された。
2012年より、配信は停止されている。
内容
[編集]B'zの過去の楽曲から、数曲を再演奏、もしくはリミックスした楽曲を収録している。海外のiTunes Store限定で配信されたアルバムで、日本国内で配信はされなかった。
フォーマットは全曲AAC形式でビットレートは128kbps、後に256kbpsのDRMフリーでの配信に切り替えられた(『FRICTION』も同様)。
一時配信が停止されていた時期があったがしばらくして再開され、2012年4月4日『Into Free -Dangan-』の全世界配信に伴い、再度配信停止となっている。ジャケット画像は配信当初は『ultra soul』の裏ジャケット写真を使用しており、配信再開後は『さよなら傷だらけの日々よ』の頃の宣材写真が使われた。
ちなみに、正式販売以前、2005年の『B'z The Best "Pleasure II"』リリース時に、iTunes Music Store(現iTunes Store)において、一時ダウンロード可能な状態になっていた経緯がある(誤配信と推定されている)。
本作の公式での取り扱い
[編集]本作は、リリースにあたって日本国内に対しての情報公開やプロモーションは一切行われず、現在まで公式ホームページ及びファンクラブ会報のディスコグラフィーには一度も記載されていない。一方で、ビーイングの携帯サイト『BEING GIZA STUDIO』内の「B'z Discography」では、「シングル」「アルバム」とは別のカテゴリである「US iTunes」というジャンルで掲載されている[1]。また、2008年に行われた『B'z The Best "ULTRA Treasure"』の収録曲を決めるためのファン投票では、本作の収録曲も投票可能となっていた。
しかし、2013年のオフィシャルサイトの更新に伴い、次作の配信アルバムである『B'z』や配信シングル『Into Free -Dangan-』はディスコグラフィに追加されたが、こちらは記載されておらず事実上存在が抹消されている。
収録曲
[編集]曲名の単語の一文字目だけ大文字となっているのは、iTunes Storeの英語での曲タイトルの表示形式に従ったためである。また、この表記方法により本作に収録された再録曲・リミックス曲と、その原曲とが区別されている。
- Ai No Bakudan
- Home
- 「HOME」の再録バージョン。歌詞が英語になり、一部コーラスに日本語が使われている。歌詞の内容も原曲とは異なる。原曲の冒頭にあったサビが無く、ギターのイントロから始まる。また、原曲よりBPMがやや遅くなっている。
- 『B'z The Best "ULTRA Treasure"』のファン投票で17位にランクインし、CD初収録となった[2]。
- 2011年には、東日本大震災の支援を目的としたチャリティーコンピレーション・アルバム『ダウンロード・トゥ・ドネート:ツナミ・リリーフ』に収録された。
- Dangan
- Ultra Soul
- 「ultra soul」の再録バージョン。日本未発表。ドラムが打ち込みから生になっていたり、ベースソロが変わっている。
- Brighter Day
- タイトルに変更点はないが、「Brighter Day」のリミックスバージョン。日本未発表。コーラスが強調されており、アウトロのギターの音量も異なる。
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ BEING GIZA STUDIO - B'z DISCOGRAPHY
- ^ “B'z The Beat “ULTRA Treasure”リクエスト集計最終結果 TOP30”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2008年7月16日) 2020年7月15日閲覧。