Apple S3
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生産時期 | 2017年9月から |
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設計者 | Apple |
アーキテクチャ | ARM |
コア数 | 2 |
前世代プロセッサ | Apple S2 |
次世代プロセッサ | Apple S4 |
Apple S3は、Appleが設計した32ビット ARMベースのチップ(SiP)である。
概要
[編集]S3は、2017年9月12日に発表された。Appleによると、S3は前世代のApple S2より70%高速である[1][2]。S2チップと比較して、アプリの起動速度が上がり、よりスムーズなユーザーインターフェイスの実現が可能となっている[3]。S3には、気圧高度計、W2ワイヤレス接続プロセッサ、および一部のモデルでは組み込みのeSIMによるUMTS(3G)およびLTE (4G)セルラーモデムが含まれている。気圧計は、身体活動を正確に追跡するために統合された[4]。
Tech Insightsは、S3 SiPには768 MBのDRAM、および16 GBのフラッシュメモリが搭載されていることを発見した。これはS2のものと比較すると、それぞれ1.5倍、2倍である[5]。
2018年にApple S4チップがリリースされた後、S3が搭載されたApple Watchは市場に残ったが、より低価格で販売された[6]。
構成
[編集]Tech Insightsは、Apple S3 SiPの以下の構成を特定した[7]。
- ベースバンドプロセッサ:Qualcomm MDM9635M、Snapdragon X7LTEモデム
- DRAM:SK Hynix H54T6D63M、768 MB LPDDR4 SDRAM
- Appleデュアルコアプロセッサ、恐らくDRAMの下
- NAND:4x 東芝 FPV7_32G、合計 16 GB フラッシュメモリ
- Wifi Bluetooth:Apple 338S00348(W2チップ)
- RFコンポーネント:Qualcomm WTR3925 RF、AFEM-8069 フロントエンドモジュール、Skyworks SKY 78198 パワーアンプモジュール(PAM)、Qualcomm QFE3100 エンベロープトラッカー
- NFC:NXP PN80V NFC
- MCU:STMicro ST33G1M2、32 ビット ARM SC300MCU
搭載製品
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Apple Watch Series 3 features built-in cellular and more” (英語). Apple Newsroom 2017年9月16日閲覧。
- ^ Price, David. “Apple Watch 3 is now on sale! Here's everything you need to know” (英語). Macworld UK 2017年9月30日閲覧。
- ^ KVN (2018年9月4日). “Apple Watch Series 3 Cellular long-term review: The epitome of smart wearable” (english). International Business Times, India Edition. 2019年7月22日閲覧。
- ^ “Apple Watch Series 3 teardown reveals minor changes, mostly LTE related” (英語). GSMArena.com. 2019年7月22日閲覧。
- ^ techinsights.com. “Apple Watch Series 3 Teardown”. www.techinsights.com. 2018年3月5日閲覧。
- ^ Coll (April 11, 2019). “Smartwatch deal: The Apple Watch Series 3 just dropped to $199”. www.digitaltrends.com. 2019年7月22日閲覧。
- ^ techinsights.com. “Apple Watch Series 3 Teardown”. www.techinsights.com. 2018年3月5日閲覧。