Alfresco
開発元 | Alfresco Software Inc. |
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初版 | 2005年11月 |
最新版 |
201901[1]
/ 2019年2月4日 |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | ECM、BPM、レコード管理 |
ライセンス |
Enterprise Edition:プロプライエタリ Community Edition :LGPL v3[2] |
公式サイト | http://www.alfresco.com/ |
Alfrescoは、フリーソフトウェアかつオープンソースで、オープン標準の企業レベルの規模のコンテンツ管理システムであり、Microsoft WindowsとUnix系オペレーティングシステムで動作する。高度なモジュール性とスケーラブルな性能を特徴とする。コンテンツ・リポジトリ、ポータルサイトフレームワーク、CIFSインタフェース、ウェブアプリケーションを仮想化するコンテンツ管理機能、Apache Tomcatによる統計サイト、Luceneによる索引、jBPMワークフローといった機能がある。AlfrescoはJavaテクノロジを使って開発されている。
歴史
[編集]Alfrescoは2005年、Documentumの創設者の一人John NewtonとBusiness Objectsの前COOであるJohn Powellが創設した。出資者としては、投資ファームSAP、Accel Partners、Mayfield Fundがある。初期スタッフとしてはDocumentumやオラクルの技術者が参加している。Alfrescoの最初の製品は文書管理を中心としたもので、2006年5月に発表された[3]。その後、Webコンテンツ管理へと発展させるために、ソフトウェア企業InterwovenからWebコンテンツ管理担当のVP、2名の技術者、ユーザインタフェースチームのメンバーを引き抜いた。2007年、Alfrescoは別のソフトウェア企業Vignetteから主任セールスエンジニアを引き抜いている。
2009年10月、2009年のオープンソースCMSマーケットシェアーレポートで、AlfrescoはJavaベースのオープンソースのウェブコンテンツ管理システムのリーダーと記された[4]。
2013年、Alfrescoは新たに、Activitiという オープンソースのBPM製品のスポンサーとなった。
2011年7月、AlfrescoとEphesoftはテクノロジーパートナーシップを締結したことを発表。ドキュメントキャプチャとコンテンツ管理とのインターオペラビリティサービスによって、優れたPDFキャプチャー、検索および ワークフロー 開発が提供できるようになった[5]。
2012年1月、Alfresco 4.0がリリースされ、ユーザインタフェースが著しく改良された。Alfrescoの新たな目的は、Alfresco ExplorerからAlfresco Shareに更なる機能を移行することであった。
2013年1月、AlfrescoはSuccessFactorsの社長、セールスフォースの営業担当上級副社長、WebExのCEOを歴任した、Doug Dennerlineを新しいCEOに任命した。
公式サイト[6]によると、AlfrescoのソフトウェアはSourceForgeからもダウンロード可能である。
用途
[編集]文書、ウェブ、記録、画像などのエンタープライズコンテンツ管理と協調型コンテンツ開発。
機能
[編集]Alfrescoには次のような機能がある。
- 文書管理システム
- コンテンツ管理(ウェブアプリケーションおよびセッション仮想化を含む)
- リポジトリレベルのバージョン付け(Subversionと似た機能)
- 透過オーバーレイ(UnionFSと似た機能)
- レコード管理
- 画像管理
- XForms自動生成(Ajaxサポート)
- 統合パブリッシング
- CIFS/SMB、FTP、WebDAVによるリポジトリアクセス
- jBPMワークフロー
- Lucene検索
- 連合サーバ
- 多言語サポート
- ポータブルアプリケーションのパッケージング
- 各種プラットフォームサポート(公式には、Microsoft Windows、Linux、Solaris)
- ブラウザベースのGUI(公式には、Internet ExplorerとFirefoxをサポート)
- Microsoft Officeとのデスクトップ連携
- クラスタリングサポート
受賞歴
[編集]- 2007年
- InfoWorld: Best of Open Source Applications BOSSIE Award Winner
- Computerworld Honors Program: Finalist
- Sand Hill Group: Top Software Innovator
- Network World: Top Ten Enterprise Software Companies to watch
- Gartner: “Cool Vendors in Content Management, 2007”
- World Economic Forum: Technology Pioneer of 2007
- 2006年
- Red Herring: Red Herring 100 Europe
- EContent: EContent 100
- KM World: Trend-Setting Product Award
- 2005年
- OSBC: Emerging Elite Award
脚注
[編集]- ^ “Alfresco Community Edition 201901 GA Release Notes”. alfresco.com. 2021年3月16日閲覧。
- ^ “Open Source Licensing”. ECM Architect Blog (October 17, 2012). August 21, 2017閲覧。
- ^ Top Web Content Management Team Joins Alfresco Software LONDON—May 22, 2006
- ^ "2009 Open Source CMS Market Share Report," page 62, by water&stone and CMSWire Oct, 2009
- ^ Alfresco, Ephesoft Partnership Offers CMIS-based Open Source Capture-to-Workflow Technology
- ^ www.alfresco.com