ARIA (雑誌)
アリア | |
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ARIA | |
ジャンル | 漫画雑誌 |
読者対象 | 20代女性 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 650円 |
出版社 | 講談社 |
刊行期間 | 2010年7月28日 - 2018年4月28日 |
発行部数 | 8,467部(2017年10月 - 2017年12月日本雑誌協会調べ) |
レーベル | ARIAコミックス |
ウェブサイト | ARIA |
『ARIA』(アリア)は、講談社が発行していた日本の月刊漫画雑誌。2010年に創刊。発売日は毎月28日で、発行月の前々月に発売されていた。
概要
[編集]2010年7月28日に創刊。コンセプトは「良質な奇想天外」。キャッチコピーの「非日常的ガールズコミック」に基き、恋愛の枠に収まらないファンタジー要素のある少女漫画が多く掲載されていた。ちなみに誌名のロゴが「ARiA」となっているが、「I」が小文字の「i」のように見えるのはデザイン上のアクセント[1](正式にはIは大文字)。
発行部数は創刊以来右肩下がりだったが(#発行部数参照)、『進撃の巨人』のスピンオフ作品のプロローグが掲載された2013年11月号が完売し、好評を受けて再掲載された同年12月号も完売したうえで重版という事態を受け、本格連載が開始される2014年1月号は発行部数が5倍に急増した[2][3]。
2012年7月27日にウェブコミック配信サイト『pixivコミック』上に雑誌上のARIAの作品の一部が再掲載されるようになり[4]、その後、pixivコミックのARIAに雑誌上のARIAの連鎖作品が移籍したり、サイト限定の作品も連載もされるようになった。逆に、pixivコミックのARIAから雑誌に移籍したり、出張版が掲載されるケースもあった。
2018年4月28日発売の6月号をもって休刊することが決まった[5]。
主な作品一覧
[編集]雑誌休刊時の連載作品
[編集]少年マガジンエッジへの移籍作品
[編集]なかよしへの移籍作品
[編集]- 王子が私をあきらめない!(アサダニッキ)
Palcyへの移籍作品
[編集]- 茜さすセカイでキミと詠う(作画:田中文 原作・監修:ジークレスト)
- アニドルカラーズ(漫画:三尾じゅん太、原作・監修:ボルテージ)
- 犬鷲百桃はゆるがない(小嶋ララ子)
- オネエと男子、時々ごはん(湖住ふじこ)
- こじか先生は猛獣の檻の中(黒榮ゆい)
- 制服のラグナロク(作画:紗与イチ、原作:緑川光[6])
- DEATHペディア(作画:雨宮理真、原作:「DEATHペディア」、監修:上野正彦・高木徹也)
- マーメイド・ボーイズ(さらちよみ)
pixivコミックへの移籍作品
[編集]- 女装男子(江川仮名子)※pixivコミック内のARIAからの移籍。
- ポチャペコ(漫画:卯々乃、原作:かおもじ、料理監修:永谷六)
休刊とともに完結した作品
[編集]- インフェルノ(作画:RURU、原作:高殿円)
- 蝶々事件(硝音あや)
- 超ビビリ猫・紺ちゃん(寂しんぐ)※自身のTwitterでの掲載からの移籍[7]。
- ツツジモリ -遺品整理始末録-(naked ape)
- 僕らとひとつ屋根の下 〜番町ボーイズ☆Backstage〜(作画:くまだゆか、全面協力:ソニー・ミュージックエンタテインメント)
- ねこままちゃん!(春山モト)
雑誌連載終了作品
[編集]あ行
[編集]- 愛犬わをん(石川チカ)
- 悪夢の棲む家(作画:いなだ詩穂、原作:小野不由美)
- 浅見先生の秘密(チカ)
- 兄が妹で妹が兄で。(車谷晴子)
- あのなつ。(チカ)
- あんさんぶるスターズ!(作画:紗与イチ、原作・監修:Happy Elements K.K)
- 異域之鬼(由貴香織里)
- 嘘つきボーイフレンド(キリシマソウ)
- SSG 〜名門男子校血風録〜(櫻井しゅしゅしゅ)
- 王子様降臨(日吉丸晃)
- 王子様と灰色の日々(山中ヒコ)
- おこぼれ姫と円卓の騎士(作画:暁かおり、原作:石田リンネ、キャラクター原案:起家一子)
- お耽美容室 サロン・ド・キリヒコ(三上骨丸)
- 乙女×乱舞(今村陽子)
- おやすみジャック・ザ・リッパー(作画:名尾生博、原作:二宮愛、キャラクター原案:キナコ)
か行
[編集]- かみだらけ(殿ヶ谷美由記)
- 君と時計と嘘の塔(作画:西ノ木はら、原作:綾崎隼、キャラクター原案:pomodorosa)
- 霧籠姫と魔法使い(ネスミチサト)
- GDGD-DOGS(遠山えま)
- クドラクの晩餐(霜月かよ子)
- ぐらんぱ。(大津行)
- 黒鉄ガール(夏目ココロ)
- K カウントダウン(作画:黒榮ゆい、原作:GoRA)
- K -デイズ・オブ・ブルー-(作画:黒榮ゆい、原作:GoRA)
- K -ドリーム・オブ・グリーン-(作画:黒榮ゆい、原作:GoRA)
- K -メモリー・オブ・レッド-(作画:黒榮ゆい、原作:GoRA)
- 下天の華(作画:くまだゆか、原作/監修:ルビーパーティー)
- ケモノキングダム〜ZOO〜(もち)
- 極楽町デッドエンド(黒榮ゆい)
- 孤島の鬼 The Outstanding Demon(naked ape、原作:江戸川乱歩「孤島の鬼」)
- これは恋のはなし(チカ)
さ行
[編集]- サロン・ド・キリヒコ(三上骨丸)
- 志士っぽいの。(中邑天)
- 死にたがりと雲雀(山中ヒコ)
- 忍び、恋うつつ(作画:青井みと、原作/監修:アイディアファクトリー)
- ジャウハラ幻夜(ネスミチサト)
- 十三支演義 〜偃月三国伝〜(作画:紗与イチ、原作・監修:アイディアファクトリー/RED)
- 純血 彼氏(硝音あや)
- 少年ハリウッド-HOLLY TRIP FOR YOU-(作画:皇ソラ、原作:橋口いくよ)
- 進撃の巨人 悔いなき選択(作画:駿河ヒカル、原作:諌山創、ストーリー原案:砂阿久雁〈ニトロプラス〉)
- 甘党(スイーツ)ペンギン(そにしけんじ)
- Sweet Sweet リベンジ(櫻井しゅしゅしゅ)
- すたぴぃ 〜あなたはもっと輝ける〜(ほおのきソラ)
- すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(漫画:霜月かいり、原作:森博嗣)
- スリーピングビューティー(堂本奈央)
- 青春リミテッド(湖住ふじこ)
- 声優戦隊ボイストーム7(作画:松永冴、企画協力:81プロデュース、原案:masaki)
- 刹那グラフィティ(木乃ひのき)
- 戦国ヴァンプ(ほおのきソラ)
- 戦国ブラッド〜薔薇の契約〜(作画:湖住ふじこ、原作:広井王子)
- 全裸男と柴犬男 警視庁生活安全部遊撃捜査班(作画:わたなべあじあ、原作:香月日輪)
た行
[編集]- だから金田は恋ができない(和深あゆな)
- 血とチョコレート(naked ape)
- チェリせん!(天城れの)
- ドロシーはご機嫌ななめ?(ほおのきソラ)
な行
[編集]- 七つの大罪プロダクション(作画:坂元千笑、原作:鈴木央)
- NO.6(作画:木乃ひのき、原作:あさのあつこ)
- 二世の契り(作画:櫻井しゅしゅしゅ、原作/監修:アイディアファクトリー)
- ナイトメア・エクスプレス(霜月かいり)
は行
[編集]- 廃墟迷宮シリーズ(尚月地)
- ばけものくらぶ(作画:コダマナオコ、原作:日日日)
- はにらび!(桑原草太)
- ピカ☆イチ(作画:槙ようこ、原作:持田あき)
- ヒミツの薔薇十字団(ローゼン・クロイツ)(英貴)
- プリズンハーツ(駿河ヒカル)
- プリトレ 〜王子様の育て方〜(作画:紗与イチ、協力:ありらじ〜王子育成ラジオ〜)
- 北斎先生!!(城戸みつる)
- ぼくと美しき弁護士の冒険(なるしまゆり)
- 保坂先生の愛のむち(車谷晴子)
- 星くずドロップ(小嶋ララ子)
- ホテル・ラヴィアンローズ(豊田悠)
ま行
[編集]や行
[編集]- ヤギくんとメイさん(びっけ)
ら行
[編集]わ行
[編集]pixivコミックへの移籍作品
[編集]pixivコミック限定作品
[編集]- あんさんぶるスターズ!スピンオフ(作画:紗与イチ、原作・監修:Happy Elements K.K)
- 王子が私をあきらめない!(番外編)(アサダニッキ)
- 河童の水守さん もんもんモノノ怪-番外編-(車谷晴子)
- キスノート(焙茶)
- しーくれっトラいふ!(とくら)
- だんだらごはん(殿ヶ谷美由記)
- 天使と半ズボン(櫻日和鮎実)
- 虹色オーケストラ Presents 透明のシンフォニー 〜大学受験編〜(作画:いたがきしの、原作:40mP、キャラクター原案:桑原草太)
- ばんだい♨バンザイ!(村崎ユカリ)
- 腐女子クソ恋愛本(おののぶし)
- 僕と死神の黒い糸(作画:岩虎みゃこ、原作:天野頌子)
- メサイア -CODE EDGE-(作画:ミナヅキアキラ、監修:メサイア・プロジェクト、原作・ストーリー原案:高殿円)
- ラブコメビギナー(卯月ミヤ)
- 矢野くんに推し変はできない(吉田ばな)
ARIAコミックグランプリ
[編集]2010年、「まだ世に出ていない新たな才能」を持った人を発掘するために創設。年2回開催され、ファンタジーやミステリーなどのジャンルを問わず、「良質な非日常」を募集テーマとする点が特徴。
発行部数
[編集]- 2009年10月1日 - 2010年9月30日、39,667部[8]
- 2010年10月1日 - 2011年9月30日、16,834部[8]
- 2011年10月1日 - 2012年9月30日、12,067部[8]
- 2012年10月1日 - 2013年9月30日、12,417部[8]
- 2013年10月1日 - 2014年9月30日、37,750部[8]
- 2014年10月1日 - 2015年9月30日、13,034部[8]
- 2015年10月1日 - 2016年9月30日、13,396部[8]
- 2016年10月1日 - 2017年9月30日、11,150部[8]
- 2017年10月1日 - 2017年12月31日、8,467部[9]
KCx ARIA
[編集]掲載作品の単行本は2011年3月7日に5タイトルで創刊したB6判の〈KCx ARIA〉レーベルより発行されている[10]。しかし〈KCx ARIA〉という表記は基本的に使われず、〈ARIAコミックス〉という通称が用いられる。なお一部作品はA5判のため〈ワイドKC ARIA〉レーベルより発行されている。
この〈KCx〉というレーベル名は、『BE・LOVE』編集部が発行するアンソロジーコミック『ITAN』の単行本レーベルとしても使われている。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ ARIA編集部日記 2010年6月1日
- ^ “ARIA : 「進撃の巨人」人気で発行部数一気に5倍”. MANTAN WEB (毎日新聞デジタル). (2013年11月11日) 2013年11月28日閲覧。
- ^ “「進撃の巨人」リヴァイ外伝が本格始動、ARIAは部数5倍増”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年11月28日) 2013年11月29日閲覧。
- ^ “pixivコミックに新しく「月刊少年シリウス」「ARIA」2誌を追加”. pixiv. (2012年7月27日) 2018年2月7日閲覧。
- ^ 『月刊漫画誌『ARIA』休刊のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)講談社、2018年3月28日 。2018年3月30日閲覧。
- ^ “緑川光原作の新連載がARIAで始動、オネエ男子のグルメコメディも”. コミックナタリー. (2017年6月28日) 2018年2月7日閲覧。
- ^ “ARIAで育成ゲーム「アニドルカラーズ」コミカライズ&ビビリの猫描く新連載”. コミックナタリー. (2017年10月28日) 2018年2月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 日本雑誌協会マガジンデータによる1部当たり平均部数。
- ^ 日本雑誌協会印刷部数公表による1号あたりの平均印刷部数(印刷証明付き)
- ^ “ARIAコミックス誕生フェア、Twitterコンテストも開催”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年3月4日) 2012年4月7日閲覧。