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3tera

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3tera(スリーテラ)はアメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡に所在するユーティリティコンピューティングおよびクラウドコンピューティング用ソフトウェア企業。

クラウドの先駆者として知られている。XenベースのグリッドOS「AppLogic」を2006年2月に発売開始(日本では2008年6月からネットワンシステムズを国内代理店として発売している)。

Applogic

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ネットワークインターフェースを2口用意したPCサーバを複数台用意して、一方をプライベート側、もう一方をグローバル側に接続し、配信サーバから各ノードにネットワークインストールする形態のグリッドOS。

管理は基本的にウェブ管理である。ログインしてあらかじめ用意されている適当なテンプレートを選択し、適宜設定(例えば仮想OSの起動ならばIP周りやrootパスワードを設定する)を行ってサービスを起動する。 サポートしているテンプレートとしてはTWikiSugarCRM、仮想Linux(CentOS32/64ビット両対応)、仮想OpenSolaris、仮想Solarisプロプライエタリのため要相談となる)などがある。最新版では32ビット版Windows Server 2003をサポートしている(こちらも要相談)。サービスは順次追加が行われていて、将来は64ビット版も含めたWindows Server 2008のサポートも予定されている。

テンプレートを利用するだけでも非常にサービスの構築が容易であるのだが、独自にサービスを作る事も可能である。Ajaxで構成された作成画面では、WebサーバやNASMySQLといった部品アイコンをシート画面に配置して線で結び(さながら、Microsoft Visioにおける図面作成を彷彿とさせるスタイルである)、各種設定を施すだけでサービスが作成可能である。

日本国内でも本OSの採用が始まっており、KDDIが2009年6月からAppLogicを利用したクラウドサービスを開始する予定である[1]

脚注

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  1. ^ KDDI クラウドサーバサービス」の提供開始について、2009年3月24日付リリース、2009年4月9日閲覧。KDDIは伏せているが、別紙のスクリーンショットはAppLogicの編集画面である。

外部リンク

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