高麗駅
高麗駅 | |
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駅舎(2022年7月) | |
こま Koma | |
◄SI27 東飯能 (4.0 km) (2.8 km) 武蔵横手 SI29► | |
所在地 | 埼玉県日高市武蔵台一丁目1-1 |
駅番号 | SI28 |
所属事業者 | 西武鉄道 |
所属路線 | ■池袋線 |
キロ程 | 48.5 km(池袋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[西武 1]2,241人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)9月10日 |
備考 | 無人駅 |
高麗駅(こまえき)は、埼玉県日高市武蔵台一丁目にある、西武鉄道池袋線の駅である。駅番号はSI28。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)9月10日:開業。
- 1977年(昭和52年)8月31日:駅改良工事が完了。
- 1996年(平成8年)4月1日:貨物営業廃止[1]。
- 2006年(平成18年)
- 2024年(令和6年)4月1日:駅係員の常駐を終了し遠隔対応駅へ変更するとともに、窓口での切符等の販売を終了[3][4]。
駅構造
[編集]ホームと改札内コンコースとの間を連絡するエレベーターが設置されている。トイレは改札口を入って右側にあり、多機能トイレを併設する。時期によっては改札の外側からの利用となり、通常のトイレの他、吾野駅と同様に多客期専用トイレも設置されている(但し通常のトイレに併設)。毎年9月から10月にかけての巾着田の曼珠沙華開花期には、多数の乗降客に対応する目的でICカード専用の臨時改札口が、改札口の西側に隣接して設けられる。
例年9月頃になると、巾着田の曼珠沙華を見物する目的の観光客が当駅を利用する。その時期には当駅方面への臨時列車が増発され、特急「ちちぶ」が臨時停車する。2005年以降には当駅始発・終着の特急「むさし」が運転されている。ただし、2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大のため臨時停車、および臨時列車の運行は中止となり、巾着田の曼珠沙華は刈り取られたという旨が掲示されている。また2015年以降、毎年初夏に年1回行われる「西武電車フェスタ in 武蔵丘車両検修場」の会場最寄り駅でもあり、開催日当日には当駅を利用することもあるため、飯能駅からの区間列車も運転される。また2024年には飯能駅から当駅までの臨時列車に加え、特急「ちちぶ」号の一部列車が当駅に臨時停車し、事前予約制の会場直通バスの代替分として輸送力を確保した[5]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 池袋線 | 下り | 吾野・西武秩父方面 |
2 | 上り | 飯能・所沢・池袋方面 |
行き違いがある場合、停車列車を1番ホームに止め、通過列車は2番ホームを通過する。行き違いがない場合も上下線ともに2番ホームを通過する。 (出典:西武鉄道:駅構内図)
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改札口(2022年7月)
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臨時改札口(2011年9月)
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自動券売機(2022年7月)
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ホーム(2011年9月)
利用状況
[編集]近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
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1992年(平成 | 4年)3,279 | ||
1993年(平成 | 5年)3,300 | ||
1994年(平成 | 6年)3,297 | ||
1995年(平成 | 7年)3,275 | ||
1996年(平成 | 8年)3,173 | ||
1997年(平成 | 9年)6,136 | 3,094 | |
1998年(平成10年) | 5,896 | 3,013 | |
1999年(平成11年) | 5,844 | 2,987 | [埼玉県統計 1] |
2000年(平成12年) | 5,531 | 2,795 | [埼玉県統計 2] |
2001年(平成13年) | 5,430 | 2,726 | [埼玉県統計 3] |
2002年(平成14年) | 5,356 | 2,704 | [埼玉県統計 4] |
2003年(平成15年) | 5,135 | 2,575 | [埼玉県統計 5] |
2004年(平成16年) | 4,870 | 2,440 | [埼玉県統計 6] |
2005年(平成17年) | 4,673 | 2,337 | [埼玉県統計 7] |
2006年(平成18年) | 4,432 | 2,204 | [埼玉県統計 8] |
2007年(平成19年) | 4,237 | 2,103 | [埼玉県統計 9] |
2008年(平成20年) | 4,024 | 2,003 | [埼玉県統計 10] |
2009年(平成21年) | 3,994 | 1,986 | [埼玉県統計 11] |
2010年(平成22年) | 3,405 | 1,701 | [埼玉県統計 12] |
2011年(平成23年) | 3,221 | 1,615 | [埼玉県統計 13] |
2012年(平成24年) | 3,111 | 1,568 | [埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) | 2,978 | 1,508 | [埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) | 2,855 | 1,447 | [埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) | 2,955 | 1,495 | [埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) | 2,737 | 1,378 | [埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) | 2,745 | 1,387 | [埼玉県統計 19] |
2018年(平成30年) | 2,694 | 1,366 | [埼玉県統計 20] |
2019年(令和元年) | [西武 2]2,597 | 1,313 | [埼玉県統計 21] |
2020年(令和 | 2年)[西武 2]1,690 | ||
2021年(令和 | 3年)[西武 3]1,896 | ||
2022年(令和 | 4年)[西武 4]2,183 | ||
2023年(令和 | 5年)[西武 1]2,241 |
駅周辺
[編集]駅前広場には、高麗神社にちなみ、「天下大将軍」「地下女将軍」と表記された、朝鮮半島の道祖神「将軍標」が建てられている。
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駅前広場にある将軍標(2006年11月)
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彼岸花が群生する秋の巾着田(2015年9月)
バス路線
[編集]「高麗駅」停留所にて、国際興業バス(飯能営業所担当)が運行する路線バスが発着する。
- 飯12-2・医大31・医大32:飯能駅 ※「飯12-2」はこま武蔵台循環線
- 医大31:埼玉医大(毛呂山)
- 医大32:埼玉医大国際医療センター ※平日の朝のみ運行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)77ページ
- ^ 『8月31日(木)高麗駅のバリアフリー化完成 ◎エレベーター1基、スロープ設備を備えた“人にやさしい駅”となります。』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2006年8月29日。オリジナルの2006年10月8日時点におけるアーカイブ 。2022年3月26日閲覧。
- ^ 『一部の駅における営業体制の変更について』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2024年2月29日。オリジナルの2024年2月29日時点におけるアーカイブ 。2024年2月29日閲覧。
- ^ “西武線の6駅、「遠隔対応」に変更へ…4月から駅員は常駐せず、インターホンで客とやりとり 労働力不足の加速が見込まれて判断 すでに5駅が「巡回駅」に変更、今回の6駅はどこ”. 埼玉新聞. (2024年3月28日) 2023年4月6日閲覧。
- ^ [1]
- 西武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c “駅別乗降人員(2023年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2024年6月21日閲覧。
- ^ a b 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
- ^ 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
- ^ “駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2023年7月30日閲覧。
- 西武鉄道の統計データ
- 埼玉県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 高麗駅(駅情報) - 西武鉄道