馬の博物館
表示
馬の博物館 | |
---|---|
施設情報 | |
専門分野 | 競馬・馬事文化 |
管理運営 | 公益財団法人馬事文化財団 |
開館 | 1977年 |
所在地 |
〒231-0853 神奈川県横浜市中区根岸台1-3 |
位置 | 北緯35度25分21.6秒 東経139度38分22.5秒 / 北緯35.422667度 東経139.639583度座標: 北緯35度25分21.6秒 東経139度38分22.5秒 / 北緯35.422667度 東経139.639583度 |
外部リンク | 馬の博物館 |
プロジェクト:GLAM |
馬の博物館(うまのはくぶつかん)は、神奈川県横浜市中区の根岸競馬記念公苑(根岸森林公園)の敷地内にある、競馬・馬事文化の関連資料を展示した博物館。
概要
[編集]1977年にJRAにより開館。日本で初めての近代洋式競馬が行われ、1866年に誕生した横浜競馬場(根岸競馬場)を記念して建てられ、この施設では横浜競馬場の関係資料や、競馬競走の成り立ち、馬と人間の文化関係、馬の体の仕組みや習性などを収蔵資料や模型などで多角的に紹介する。また定期的に特別展示も行われている。特別展示のテーマは「横浜開港と馬文化展」(昭和53年度)、「日本の鞍展」(昭和53年度)、「馬頭観音展」(昭和57年度)、「古代文化・馬形の謎展」(昭和61年度)などである[1]
2024年1月28日をもって根岸競馬記念公苑のリニューアル工事に伴う収蔵物の整理・移動により長期休館。また、ポニーセンターも同年12月27日をもって休業となる予定。2028年から2029年ごろの再開を予定している[2]。
営業内容
[編集]- 運営 公益財団法人馬事文化財団(日本中央競馬会外郭団体)
- 開館時間 10時から16時30分(入館は16時まで)
- 休館日 原則毎週月曜日。ただし祝日・振替休日となる場合は開館。その他4月1日の創立記念日、年末年始や施設の点検整備に伴う臨時休館日あり
- 入場料 大人100円、子供(高校生以下)30円。なお20名以上の団体入場の場合は1人当たりの入場料が半額となる(特別展実施の場合は変更あり)
- 博物館の他に、ポニーセンターが併設されていて、厩舎では、現在10頭の馬が飼育されている。
- 所蔵品のうち、室町時代の「張良図沈金鞍」(ちょうりょうずちんきんくら)は国の重要文化財に指定[3][注釈 1]。
ポニーセンター在籍馬
[編集]- マイネルネオス(サラブレッド)
- 他
- 過去には、トウショウファルコ(サラブレッド、2005年死去)、マイネルキッツ(サラブレッド、2023年うらかわ優駿ビレッジAERUへ移動)が在籍していた
交通アクセス
[編集]関連施設
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「張良」は中国の伝説上の人物名。「沈金」は刻線に金箔を埋め込む漆工技法。
出典
[編集]- ^ 『神奈川県の図書館』株式会社東京堂出版、2000年11月20日、14,16頁。
- ^ 根岸競馬記念公苑の休苑日本中央競馬会、2024年1月26日配信・閲覧
- ^ 張良図沈金鞍 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 馬と牛: 馬の博物館牛の博物館2006
外部リンク
[編集]- 馬の博物館 - 公益財団法人 馬事文化財団
- ポニーセンター - 公益財団法人 馬事文化財団
- 根岸競馬場開設150周年記念サイト - 公益財団法人 馬事文化財団