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阿波ういろ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

阿波ういろ(あわういろ)は、徳島県徳島市を中心に作られる「ういろう」の総称。外郎餅。

概要

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阿波ういろは、大納言小豆、餅粉・米粉砂糖等で作られており、独特のもっちりとした食感と小豆の深い味が特徴である。

種類には鳴門を用いたものや鳴門金時や栗を用いた「栗ういろ」、こしあんを混ぜて棒状に加工した「棒ういろ」等がある。

砂糖の代わりに和三盆、地元産の阿波和三盆糖が使われることもある。

歴史

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寛政年間1789年 - 1800年)にサトウキビ栽培が阿波国(現在の徳島県)に伝わり、それをもとに作られた阿波和三盆糖が出来た御祝いとして、徳島藩主や領民一同が旧暦3月3日節句のときに食したのが始まりと云われている。

爾来、旧暦3月3日の節句の際には、阿波ういろを食すのが地元では習慣となっている。

関連項目

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ギャラリー

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外部リンク

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