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金殷中

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金殷中
名前
カタカナ キム・ウンジュン
ラテン文字 Kim Eun-Jung
ハングル表記 김은중
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
生年月日 (1979-04-08) 1979年4月8日(45歳)
身長 185cm
体重 78kg
選手情報
ポジション FW
ユース
1995-1996 大韓民国の旗 東北高等学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1997-2003 大韓民国の旗 大田シチズン 125 (29)
2003 日本の旗 ベガルタ仙台 10 (2)
2004-2008 大韓民国の旗 FCソウル 93 (28)
2009 中華人民共和国の旗 長沙金徳 28 (7)
2010-2011 大韓民国の旗 済州ユナイテッドFC 60 (19)
2012-2013 大韓民国の旗 江原FC 54 (16)
2013 大韓民国の旗 浦項スティーラース (loan) 9 (1)
2014 大韓民国の旗 大田シチズン 17 (3)
通算 396 (105)
代表歴
1997-1999  韓国U-20 11 (7)
1999-2002  韓国U-23 9 (4)
1998-2004 大韓民国の旗 韓国 35 (12)
監督歴
2014 大韓民国の旗 大田シチズン (選手兼任コーチ)
2015-2017 ベルギーの旗 AFCテュビズ (コーチ)
2017 ベルギーの旗 AFCテュビズ (暫定監督)
2017-2020  韓国 U-23 (ヘッドコーチ)
2021 大韓民国の旗 大田ハナシチズン (シニアコーチ)
2022-  韓国 U-20
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj
キム・ウンジュン
各種表記
ハングル 김은중
漢字 金殷中
発音: キムンジュン
ローマ字 Kim Eun-Jung
テンプレートを表示

金 殷中(キム・ウンジュン、1979年4月8日-)は、韓国出身の元プロサッカー選手。サッカー指導者。現役時代のポジションはフォワード

生まれつき左目の視力がかなり悪いハンデを乗り越えてプロ選手となった。ベガルタ仙台在籍時は伊達政宗になぞらえて独眼竜との通称も。

来歴

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クラブ

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1997年に高校を中退して大田シチズンに入団。2001年、FAカップ決勝の浦項スティーラース戦では決勝点を奪い優勝に貢献、MVPを獲得。財政的に苦しむクラブの看板選手として長年活躍する。2003年のKリーグでシーズン途中で得点王争いに加わり、韓国代表メンバーにも選ばれた彼にマルコスの負傷離脱で得点源を失ったベガルタ仙台が目を付け、レンタル移籍にて加入。加入初戦のセレッソ大阪戦でゴールを奪うなどしたが、この年ベガルタはJ1リーグ15位でJ2へ降格となり救世主とはなれなかった。
レンタル期間終了後、FCソウルへ移籍金10億ウォンで移籍した。2009年、自由契約となり済州ユナイテッドFCや新設された江原FCと接触したが契約はまとまらず、選手登録締切日までに所属チームが決まらなかったため2009年シーズンのKリーグでの出場が出来なくなってしまう[1]。その後、殷中に高い関心を示していた中国スーパーリーグ長沙金徳と8ヶ月の期間で契約[2]

2010年、済州ユナイテッドに加入。主将として活躍し、昨年度リーグ14位だった済州をリーグ2位・FAカップベスト4という好成績に導いた。また、自身もKリーグMVP・ベストイレブンを受賞した。

2011年7月2日のKリーグ第16節・江原FC戦で2ゴールを決め、史上7人目となるKリーグ通算100ゴールを達成した[3]

2012年シーズンより江原FCに移籍。2013年7月、浦項スティーラースへレンタル移籍。2014年より大田シチズンに復帰。このシーズンを最後に現役を引退した。

代表

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1998年のAFC U-19選手権では李東国との2トップを形成して活躍。1999年11月22日、中国代表との定期戦でAマッチデビューを果たす。2004年のAFCアジアカップのメンバーにも選ばれ、A代表通算15試合5得点を記録。

監督

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2015年AFCテュビズのコーチに就任した。2017年には暫定監督を務めた。2017年10月31日、韓国U-23代表のコーチに就任した。

2022年、U-20韓国代表監督に就任し、2023 FIFA U-20ワールドカップのグループリーグでフランス代表を破るなど2大会連続のベスト4入りを果たした。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
1997 大田 Kリーグ 14 0
1998 29 6
1999 18 24 4
2000 20 5
2001 31 9
2002 27 7
2003 22 11 - - 22 11
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2003 仙台 9 J1 10 2 - 1 0 11 2
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2004 ソウル 22 Kリーグ 24 8 5 0 0 0 29 8
2005 18 20 7 10 0 1 1 31 8
2006 25 9 12 5 3 2 40 16
2007 9 0 7 4 1 1 17 5
2008 15 4 6 1 1 0 22 5
中国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2009 長沙金徳 超級 28 7
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2010 済州 18 Kリーグ 30 13 4 4 4 3 38 20
2011
2012 江原
通算 韓国 Kリーグ 290 83
日本 J1 10 2 - 1 0 11 2
中国 超級 28 7
総通算 328 92

Jリーグ初出場・初得点:2003年8月30日 J1 2nd第3節 vsセレッソ大阪(長居スタジアム)

国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2011 済州 18 5 1 -
通算 AFC 5 1 -

代表歴

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試合数

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  • 国際Aマッチ 15試合 4得点(1998年-2004年)[4]


韓国代表国際Aマッチ
出場得点
1998 5 1
1999 0 0
2000 2 2
2001 0 0
2002 1 0
2003 1 0
2004 6 1
通算 15 4

タイトル

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選手時代

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大田シチズン
FCソウル
浦項スティーラース
U-20韓国代表
韓国代表
個人
  • FAカップMVP:1回(2001)
  • FAカップ得点王:1回(2001)
  • KリーグMVP:1回(2010)
  • Kリーグベストイレブン:2回(2006、2010)
  • Kリーグオールスター戦MVP:1回(2004)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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