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輪湖直樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
輪湖 直樹
名前
愛称 ワコ、ナオキ
カタカナ ワコ ナオキ
ラテン文字 WAKO Naoki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1989-11-26) 1989年11月26日(34歳)
出身地 茨城県北相馬郡藤代町
(現:取手市
身長 171cm
体重 65kg
選手情報
ポジション DFLSB
利き足 左足
ユース
1999-2007 日本の旗 柏レイソル
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2008-2009 日本の旗 ヴァンフォーレ甲府 38 (1)
2010-2011 日本の旗 徳島ヴォルティス 20 (0)
2012-2013 日本の旗 水戸ホーリーホック 58 (1)
2014-2017 日本の旗 柏レイソル 89 (4)
2018-2022 日本の旗 アビスパ福岡 111 (0)
通算 316 (6)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

輪湖 直樹(わこ なおき、1989年11月26日 - )は、茨城県北相馬郡藤代町(現:取手市)出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはディフェンダー(左サイドバック)。

来歴

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プロ入り前

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小学校4年時に2歳年上の兄が在籍していた柏レイソルの下部組織に加入[1]。同期には太田徹郎堀田秀平らがいる。高校3年時からJサテライトリーグの試合に出場していたが、トップチームの練習について行けず、大学進学を考えていたところ、ヴァンフォーレ甲府から獲得オファーがあり、当時のコーチだった吉田達磨の勧めでプロ入りを決めた[1]

クラブ

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2008年J2・ヴァンフォーレ甲府に加入。ルーキーイヤーからリーグ戦28試合に出場し、第40節徳島ヴォルティス戦でプロ初ゴールを記録した。

2010年、J2・徳島ヴォルティスに移籍。移籍初年度はリーグ戦19試合に出場したが、翌年は出場機会を失い、1試合の出場に留まった。

2012年、J2・水戸ホーリーホックに移籍。柱谷哲二監督により左サイドバックのレギュラーとして起用され[1]、在籍2年間でリーグ戦58試合に出場した。

2014年J1・柏レイソルに移籍。ユース時代以来、7年ぶりの古巣復帰となった。翌年には橋本和の移籍に伴いレギュラーに定着し、リーグ戦29試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ2015グループリーグ第3節山東魯能戦では、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを挙げ、マン・オブ・ザ・マッチに選出された[2]

2018年、J2のアビスパ福岡に完全移籍で加入[3]

2023年2月21日に、2022シーズンをもって現役を引退することが発表された[4]

代表

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2004年8月、U-15日本代表に選出され、ブラジル遠征に参加[5]。その後も各年代別日本代表のメンバーとして国際ユースサッカーin新潟2007年)、カタール国際親善トーナメント2009年)に出場した。

人物

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  • 「気持ちのこもったプレー」「妥協しないプレー」が持ち味。
  • 2009年から早稲田大学人間科学部の通信教育課程を受講し、2015年に学位を取得した[6]。卒業論文執筆のため、2013年水戸ホーリーホックユースの選手を被験者として上腕筋の疲労回復に関する実験を行った[6]
  • 2015年8月20日のJ1 2ndステージ第8節松本山雅FC戦で、ヘディングの競り合いからピッチに頭部を強打し、脳震盪を起こして柏市内の病院に救急搬送された[7][8]。応急処置の際には柏レイソルと松本山雅のメディカルスタッフが協力して治療を行なったことから、翌日に自身のTwitter上で「山雅のメディカルの方、サポートありがとうごさいました」と謝意を述べた[9]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2008 甲府 33 J2 28 1 - 2 0 30 1
2009 6 10 0 - 0 0 10 0
2010 徳島 3 19 0 - 1 0 20 0
2011 1 0 - 0 0 1 0
2012 水戸 30 0 - 1 0 31 0
2013 28 1 - 2 0 30 1
2014 33 J1 4 0 3 0 0 0 7 0
2015 22 29 2 0 0 3 0 32 2
2016 29 2 5 1 3 1 37 4
2017 27 0 3 0 3 0 33 0
2018 福岡 J2 34 0 - 0 0 34 0
2019 29 0 - 0 0 29 0
2020 34 0 - - 34 0
2021 J1 12 0 5 0 2 0 19 0
2022 2 0 8 0 3 0 13 0
通算 日本 J1 103 4 24 1 14 1 141 6
日本 J2 213 2 - 6 0 219 2
総通算 316 6 24 1 20 1 360 8
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2015 22 6 1
通算 AFC 6 1
その他の国際公式戦
出場歴

代表歴

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出場大会

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指導歴

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タイトル

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クラブ

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柏レイソル

脚注

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  1. ^ a b c 土屋雅史 (2015年8月14日). “「今は楽しくてしょうがないですし、もっともっと上手くなりたいなと純粋に思っています」サンフレッチェ広島 x 柏レイソル”. J SPORTS. http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015081015024002.html 2016年1月16日閲覧。 
  2. ^ 青山知雄 (2015年3月18日). “171センチの劇的ヘッド…柏の“伏兵”輪湖直樹「頭が真っ白になった」決勝弾”. SOCCER KING. https://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20150318/292389.html 2016年1月16日閲覧。 
  3. ^ 輪湖 直樹 選手 柏レイソルより完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)アビスパ福岡、2017年12月28日https://www.avispa.co.jp/news/post-152022017年12月29日閲覧 
  4. ^ 輪湖 直樹 選手 現役引退のお知らせ”. アビスパ福岡 (2023年2月21日). 2023年3月1日閲覧。
  5. ^ U-15日本代表チーム U-15堀田秀平・輪湖直樹・山中真 3選手が選出されました。』(プレスリリース)柏レイソル、2004年8月4日http://blog.reysol.co.jp/news/2004/007264.html2016年1月16日閲覧 
  6. ^ a b 大島和人 (2015年4月20日). “サッカーと授業、実験を両立。輪湖直樹が早稲田大学eスクールを卒業するまでの6年間”. EL GOLAZO. http://blogola.jp/p/52745 2016年1月16日閲覧。 
  7. ^ “【柏】暫定首位浮上!輪湖、脳しんとうで緊急搬送の逆境はね返した”. スポーツ報知. (2015年8月21日). https://web.archive.org/web/20150822121809/http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150820-OHT1T50258.html 2016年1月16日閲覧。 
  8. ^ “脳振とうの柏DF輪湖、ツイッターで体調報告「クラクラはしますが」”. スポーツニッポン. (2015年8月21日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/08/21/kiji/K20150821010977660.html 2016年1月16日閲覧。 
  9. ^ 山雅のメディカルの方、サポートありがとうごさいました。” (2015年8月21日). 2016年1月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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